
この日は18時にシェムリアップからベトナム(ハノイ)への移動日
最後のカンボジアとなります
終日フリーだったのでオプションですベンメリア観光を申し込みました
ツアーのオプションで一人1万円程度です(ランチ込み)
女子大生二人は自分達でタクシーとガイドを申し込んでました
75才の3人組はタクシーで市内観光とバラバラで行動することになりました
ベンメリアはアンコールワットより古い遺跡で12世紀頃の寺院
修復されてないので屋根もなく崩れ落ちた彫刻された砂岩が巨大な古木に覆われたりジャングルの木から垂れ下がったツルと光と影の調和に目を奪われます
天空の城ラピュタのモデルとなった噂されたり、アンジェリーナ・ジョリーの映画撮影に使われたり間違いなく素晴らしいです
私はアンコールワットより此方の方が好きです
詳細はWikipediaの記事をご覧ください
ベンメリア(BENG MEALEA)
アンコールワットから東へ直線距離で約40km東方に位置
現在も修復が施されないままに放置され、密森の中にひっそりと眠り静かな佇まいを見せる平面展開型の巨大寺院
原形をとどめないほど崩壊がひどく廃墟の感を強く漂わせる
アンコール・ワット建造前の11世紀末-12世紀初頭の造営と推測されている
環濠幅約45m、周囲4.2kmと規模はやや小さいものの、アンコール・ワットとの類似点が多く「東のアンコール・ワット」とも称される
アンコール・ワットに先立ち、そのモデルとして計画されたといわれている
ヒンズー教寺院として建造されたが、仏教のモチーフをあしらった彫刻が多く確認できる
材質は主に砂岩である
ベンメリアのナーガは建物に比し保存状態がよい本寺院とアンコール・ワット、コンボン・スヴァイのプリヤ・カーンの3つの寺院は一直線上にあり、往年にはこの東西に位置する2つの寺院をはじめに北西にあるクーレン山、北東のコー・ケーへの交通の要所として栄えた
クーレン山南東には良質な砂岩を産出する石切り場があり、ここで切り出された石で造られ、三重の回廊、十字型の中庭などを持つ伽藍配置をとり、東に向かって建つ
第二回廊北側の一部に窓が天井に近い場所に設けられているためにほとんど光が差し込まない一角があり、会議用であるという説もあるが、用途や意図などが判明していない
また、ベンメリアのナーガは保存状態がよいものが多いが、特に東門テラス欄干の5つ頭のナーガは細部まで確認できる
ポル・ポト派の支配が終わって地雷の撤去が進んだ比較的近年に人が入れるようになった
遺跡の存在が明らかになった後も30年にも及ぶ内乱の間放置されていた
遺跡内は安全の確保のため足場が築かれているが、指定されたコースから外れると危険である
遺跡が発掘された時にどのような形で見つかるのか、植物がどう繁茂するかなどが分かる貴重な遺跡である
宮崎駿監督作品のアニメ『天空の城ラピュタ』のモデルではと噂されているがこの遺跡の詳細が広く紹介されるようになったのは映画公開よりも後なので矛盾しており、スタジオジブリの公式の説明にも当然入っていない
樹木が繁茂して昼なおほの暗く、荒廃した雰囲気を漂わせている