1972年12月11日、アポロ11号の陰に隠れて印象が薄い17号が最後の有人月面着陸成功!!の巻 | 第伍章「あっそう、ふ~ん!!」

第伍章「あっそう、ふ~ん!!」

主に戦史について取り上げてますが戦史には諸説ありますので、明らかな誤記以外はご容赦を!!

アポロ計画は、NASAによる人類初の月への

 

有人宇宙飛行計画で1969年7月20日、

 

アポロ11号が、人類史上初めて月に着陸して以降

 

17号まで計6回有人月面着陸に成功しています。

 

 

 

11号のバズ・オルドリン飛行士

 

 

 

アポロ計画最後の月面探査となった17号は、

 

1972年12月7日午前0時33分、

 

ケネディ宇宙センターから打ち上げられました。

 

 

 

 

 

 

月までの距離約38万4000kmを約4日かけて飛行し、

 

12月11日午後2時55分、着陸船チャレンジャーは

 

月面に着陸しました。

 

 

 

 

画像は11号の着陸船イーグル

 

17号で月面に降り立ったユージン・サーナン宇宙飛行士

 

 

 

着陸地点は、晴れの海東端のタウルス・リットロウ渓谷

 

西側付近になりました。

 

 

 

 

 

 

17号では、15、16号に続いて月面車を使用しました。

 

様々な機器・採取サンプルの運搬を行い、

 

その総走行距離は約36km、総走行時間は約4時間半に

 

及んでいます。

 

 

 

 

 

 

月面車で運んだ各種機材は、な~んか難しそうなん

 

ばっかしなんで説明は省略しますが、

 

月面滞在3日間で様々な実験・観測が行われたようです。

 

 

 

 

14日午後5時55分、月面を離陸

 

 

 

司令船とドッキングの後、採取したサンプルを移動させ

 

15日午前1時31分、チャレンジャーは切り離され

 

やがて月面に激突しました。

 

 

 

 

地球への帰還途中船外活動を実施

 

司令船から見る地球 アフリカ大陸のようです

 

 

 

地球に近づいた司令船は19日、後部の機械船を切り離し

 

司令船のみで大気圏に突入。

 

 

 

 

午後2時25分、17号は太平洋に着水

 

 

 

乗員3名は待機してた空母タイコンデロガから飛来した

 

ヘリコプターに回収されタイコンデロガに収容されました。

 

回収された司令船は現在スペースセンター・ヒューストン

 

に展示されています。

 

 

 

 

 

 

2009年6月18日に打ち上げられた月周回無人衛星

 

ルナー・リコネサンス・オービター は、

 

7月11~15日にかけて、アポロ計画の着陸地点を撮影し、

 

11号、14号、15号、16号、17号の着陸船や足跡などの

 

写真撮影に成功しています。

 

 

 

 

 

 

アポロ17号が最後の月面探査を行って

 

半世紀が過ぎました。

 

そして再び有人月面探査計画「アルテミス」

 

が始動しています。

 

 

 

暫くは宇宙船とロケットの無人飛行試験を実施し

 

24年には実際に飛行士を乗せて月の周辺まで飛行。

 

25年後半には53年ぶりに月面に降り立つのが目標。

 

 

着陸の候補地は、南極付近を持続的に探査するそうです。

 

 

今年11月16日、ケネディ宇宙センターから

 

アルテミス1号が打ち上げられました。

 

 

 

 

オリオン宇宙船が撮影した地球

 

オリオン宇宙船が撮影した月と地球

 

 

 

今後の予定として2024年5月、

 

アルテミス2号で乗員4名による月楕円軌道への有人飛行。

 

2026年度中にアルテミス3号で 有人月面着陸。

 

月長楕円極軌道で月着陸船のスターシップとドッキングする。

 

※スターシップとは、アルテミス3号への

 

燃料等各種輸送ロケットのこと。

 

 

 

 

 

 

私たちがSFの世界で観ていた月面基地の建設も

 

夢ではないところまで来ましたね。

 

 

期待しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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