1943年4月15日、敵空母にまた一隻うっとおしいやつがいっちょがみして来よったで!!の巻 | 第伍章「あっそう、ふ~ん!!」

第伍章「あっそう、ふ~ん!!」

主に戦史について取り上げてますが戦史には諸説ありますので、明らかな誤記以外はご容赦を!!

1943年4月15日、

 

敵に一隻の空母が就役しました。

 

エセックス級3番艦のヨークタウンⅡです。

 

先のミッドウェー海戦で沈んだ

 

ヨークタウンの名を継承したようです。

 

 

 

 
 
 

排水量:27100トン、全長265.2メートル、 最大速力33ノット、

 

兵装: 5インチ砲×12、4mm機銃×32、20mm機銃×46、

 

搭載機数:90~100機。

 

 

日本海軍で同様のクラスでは大鳳などがありますが、

 

大鳳の搭載機数はあ号作戦時で約54機と

 

エセックス級の半分弱しかありません。

 

 

 

 

 

 

ヨークタウンⅡは、1943年7月24日に真珠湾に進出。

 

8月31日、南鳥島を攻撃します。

 

 

 

 

 

 

1944年6月19日〜20日のマリアナ沖海戦では

 

第五艦隊第1機動群に属し、

 

瑞鶴、隼鷹、千代田、榛名、摩耶等に

 

損傷を与えることに貢献しています。

 

 

 

 

 

 

1945年3月、第58任務部隊は日本近海に接近し、

 

九州、四国、和歌山などの各地域を空爆しました。

 

ヨークタウンⅡは18日に彗星33型一機の

 

急降下爆撃を受け、250kg爆弾一発が命中。

 

 

 

 

 

 

しかし損害は軽微で応急修理の後作戦を続行。

 

その後南西諸島各島への空爆、沖縄戦での支援。

 

その際大和以下の第一遊撃部隊を攻撃。

 

 

 

 

 

 

沖縄近海で作戦行動中、

 

数回にわたり特攻機に狙われましたが、

 

一度も損傷することはありませんでした。

 

 

 

 

 

 

7月になり再び日本近海に進出。

 

艦載機による日本本土空襲を行います。

 

この攻撃は終戦の日まで続きました。

 

 

 

 

 

 

このようにヨークタウンⅡは、

 

要所要所でいっちょがみし

 

おいしいとこをいつも持っていきました。

 

ヨークタウンⅡが就役した頃は

 

ソロモン諸島で激戦が繰り返されてた時。

 

エンタープライズなどは何度も傷つき、

 

そして戦線復帰を繰り返してたのに、

 

ヨークタウンⅡは最後まで

 

大けがすることなく生き残ってました。

 

 

幸運やったのか、要領が上手かったのかは

 

わかりませんが、

 

こいつが放った手痛い一発の連続は

 

ボディブローのように日本に

 

じわじわとダメージを与えていくのでした。

 

 

 

 

 

 

ホンマ憎たらしいやっちゃムキー

 

 

 

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