11月19日の夕方から宵にかけて、
全国で部分月食が見られました。
食の始まりは16時20分頃で、まだ上って来てない
時間に食が始まりました。
食の最大は18時02分頃です。
今回の月食は部分月食ではありますが、
月の大半が地球の影に隠れるので
皆既月食に近いような赤みを帯びた月の姿です。
月食を撮影するために17時前に撮影予定地点に移動。
三脚を立てスタンバイしてると、散歩途上の
爺さんたちが次々に声をかけてきます。
「何撮るんや?」と。
その都度「月食を撮る」との説明をせなあかん。
周囲が薄暗くなった17時半頃になっても
月はまだ上って来おへん。
暫く話し込んでた爺さんたちもみんな帰りだし、
気が付けば私一人暗闇に包まれていきます。
東側には山があるので月が顔を出すには
少しタイムロスがあるけど、
18時前にようやく上り始めてくれはった。
しかし今回の陰の部分はこれまでと比べかなり暗い。
上り始めて数分も経たんうちに食の最大を迎えました。
前回の月食は曇天のために撮影が出来ず、
それ以前は露出等を失敗しうまく取れなかったので、
今回はこのカメラを購入した店に出向き、
月食撮影用に設定をし直してもらい
万全の態勢で撮影に臨んだのに、
全く上手く撮影できてへんやんか!
参考画像デス。このように撮りたかったのに…
地球の影が後退し出した18:50頃の撮影
昨日18:10の撮影
19日、02:00の撮影
まだまだ修行が足りんなぁ…。
また、ISS(国際宇宙ステーション)が
昨日17:50頃から数分間南の空から東側へ、
本日18:40頃から2・3分西の空から
北に向かう姿が観測されました。
ISSは、約400km上空を秒速約7.7kmで地球を周回していて
地球を約90分で1周、24時間で約16周しているので
わずか数分で視界から消えていきます。
撮影にもチャレンジしたけどカメラのモニターで追い切れず、
それでも偶然ピントが合って一瞬ISSの姿をモニターで
視認しました。
「今や!」とシャッターを押した画像がコレ。
ISSよりはるか下を飛ぶ航空機なんか足元にも
及ばんほどの超高速で移動してるので、
その姿を捉えるには至難の業だと痛感しました。
いくら三脚で固定してるとはいえ
シャッター切る瞬間微妙にブレるようで、
やはりリモコン等で対処せんとあかんのかなぁ。
ネットで見つけた地上から撮影されたISS
今回撮影に使用したSONY DSC-HX400V
光学50倍プレミアムズームが特徴
ちなみに、ISSがいつ見られるのかを知るには
KIBO宇宙放送局が運営する外部サイト
「きぼうを見よう」 で検索すれば、
日本上空を飛ぶコース、見れる時間帯
等がすぐ分かりますよ。
次回の月食は、2022年11月08日。
皆既月食です。
次はぜひともきれいなのを撮って
額にでも入れて飾りたいものです。