1944年10月30日、葉桜隊の爆戦6機が敵空母に突入するも撃沈はならず!う~ん、残念!!の巻 | 第伍章「あっそう、ふ~ん!!」

第伍章「あっそう、ふ~ん!!」

主に戦史について取り上げてますが戦史には諸説ありますので、明らかな誤記以外はご容赦を!!

1944年10月下旬、

 

レイテ島を目指した栗田艦隊は

 

レイテ湾を目前に謎の反転をし、

 

レイテ突入は永遠に失われました。

 

 

 

 

 

 

 

第38.4任務群はスルアン島東方海上に位置し、

 

周辺海域の哨戒とレイテ島上陸部隊への

 

航空支援を行っていました。

 

 

 

 

 

 

10月30日未明から、セブ島の201海軍航空隊では

 

第一神風特攻葉桜隊の出撃準備が行われています。

 

 

出撃体制が整い、葉桜隊の爆戦6

 

直掩5は13:30に出撃しました。

 

 

 

 

 

 

葉桜隊は出撃後約1時間で

 

スルアン島沖に第38.4任務群を発見。

 

太陽を背に次々と突入していきます。

 

1機目と2機目は撃墜されますが、

 

続く3機が空母フランクリンに命中。

 

1機が至近で爆発。

 

 

 

 

 

 

 

爆弾は格納庫で爆発し、火災が発生。

 

しかし周囲に爆弾や魚雷がなく

 

誘爆は免れ、やがて消火に成功。

 

 

6機目は途中で方向転換しベロー・ウッドに突入。

 

飛行甲板後方に命中し、

 

甲板上の艦載機と搭載された爆弾に引火。

 

 

 

 

 

 

しかし格納庫にまでは延焼せず

 

ベロー・ウッドにおいても消火に成功。

 

 

 

 

 

 

軽空母サン・ ジャシントにも1機至近となるが

 

ごく軽微な損傷に留まっています。

 

 

 

 

 

 

 

ベロー・ウッドとフランクリンは

 

ウルシー環礁に後退し応急修理を

 

受けますが、結果本国に回送されました。

 

 

前日の29日にはイントレピッドが特攻機により損傷。

 

 

 

 

 

 

これにより第38.4任務群の航空兵力は半減し、

 

レイテ周辺の制空権が不安視されるようになります。

 

 

特攻作戦は10月21日から開始されたのですが、

 

空母を撃沈したのは25日の敷島隊による

 

護衛空母セント・ローのみです。

 

 

 

 

 

 

30日の出撃では、ドンピシャの

 

タイミングで空母に突入しています。

 

ところが運もありますが敵はダメコンを確立し

 

空母を救うノウハウを確立しています。

 

 

にもかかわらず特攻作戦はこの後も続き、

 

やがてそれが主戦術となっていくのです。

 

 

 

 

いつも御訪問戴きありがとうございます
ブログ村ランキングへの入口を
ここにも設けてみました
下矢印のクリックをお願い出来ますでしょうか