火山列島ニッポン!なんでこないに火山の噴火が多いねん!?の巻 | 第伍章「あっそう、ふ~ん!!」

第伍章「あっそう、ふ~ん!!」

主に戦史について取り上げてますが戦史には諸説ありますので、明らかな誤記以外はご容赦を!!

鹿児島県吐噶喇列島の諏訪之瀬島では、
 
島中央の御岳火口で活発な噴火活動が続いており、
 
断続的に爆発が発生しています。噴火に伴う噴煙は
 
最高で火口縁上2700mまで上がったそうです。
 
 
 
 
 
 
 
新燃岳は、鹿児島県と宮崎県の県境にあって
 
有史以来爆発的噴火を繰り返してきました。
 
近年では2011年1月26日・2017年10月11日・
 
そして2018年3月1日に噴火し、
 
現在もその活動は続いています。
 
 
 
 
 
 
 
 

草津白根山は、群馬県吾妻郡草津町にあって

 
2014年3月から湯釜周辺で火山性地震が増加し
 
2018年1月23日、本白根山の鏡池北火口から、
 
直前まで目立った予兆もなく噴火し、
 
噴石で1名が死亡、11名が負傷しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
御嶽山は、長野県と岐阜県にまたがる
 
標高3067mの複合成層火山です。
 
2014年9月27日に噴火し、
 
犠牲者が57人も出ました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
浅間山は、長野県と群馬県にまたがる標高2568mの成層火山。
 
これまでに噴火と山体崩壊を繰り返し、現在の姿となりました。
 
 
 
 
 
 
特に江戸期には大規模噴火を繰り返し
 
天明の大噴火により壊滅した鎌原村の発掘調査が
 
1979年から始められ、観音堂石段の遭難者の
 
遺体や生活用品、仏具などが発見されました。
 
 
 
 
 
 

1947年、噴煙の高さが1万2000mにも達する

 
噴火が確認され、最近では小規模な噴火を
 
繰り返しています。
 
 
 
 
 
 
 

 

箱根山は、40万年前に活動を開始した火山で

 
箱根山はもともと富士山より高い山が
 
形成されていましたが、度重なる噴火でマグマを
 
放出した空洞が陥没し、カルデラを形成。
 
今の芦ノ湖等ができました。

 

2015年6月30日にごく小規模な噴火が起きています。

 
 
 
 
 
 
 
 
箱根はこれまで大涌谷で水蒸気噴出を観測してきましたが、
 
気象庁は「箱根山は活火山であることに留意」
 
と注意喚起を促しています。
 
 
 
 
 
 
もし箱根駒ヶ岳が大規模噴火したら、
 
すぐ近くの富士山も黙ってないかもね。
 
連動噴火でもしたら、関東はその降灰で
 
首都機能がかなり低下するでしょう。
 
 
 
1707年に起きた富士山の宝永大噴火は、
 
その49日前の宝永地震が引き起こしたとされています。
 
 
 
 
宝永大噴火でできた火口
 
上空から見ると、
山頂火口と宝永火口の大きさの違いがよくわかる
 
 
 
 
過去の富士山や箱根駒ヶ岳の度重なる噴火で、
 
関東平野は『関東ローム層』が堆積されました。
 
その厚みは十数メートル。
 
この層の厚みと建造物の密集が重なり、
 
関東平野における活断層の調査が困難とされています。
 
 
 
2013年小笠原諸島の西之島で海底火山が噴火し、
 
新島が西之島を飲み込んでしまい、現在も活動中。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2015年鹿児島県の口永良部島の
 
新岳にて爆発的噴火が発生しました。
 
この噴火によって噴出した火砕流は
 
海岸まで達しており、
 
約1年全島民が避難しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
鹿児島・桜島は鹿児島湾にある活火山。
 
有史以降30回以上の噴火が記録されています。
 
1914年の噴火により桜島と
 
大隅半島とが陸続きになりました。
 
それまで桜島は島だったんですね。
 
 
 
 
 
 
 
京都大学防災研究所では、
 
「桜島の直下でマグマの蓄積量が増え、
 
山体が膨脹し続けている」
 
「島の北側、海底の地下深くにマグマ溜りがあり、
 
このマグマが桜島の直下に流れ込み、
 
山体が膨脹し続けている」
 
「さまざまな兆候から2020年ごろには
 
大噴火が発生する可能性が高い」
 
と警告しています。
 
 
 
 
 
 
 
 
阿蘇山は、外輪山と複数の火口を有するカルデラ火山。
 
 
 
 
 
 
 
江戸期以降、不定期的に活発な火山活動が見られます。
 
1953年、修学旅行中の高校生らが噴石に直撃され、
 
5人が死亡、約100人が重軽傷。
 
雨で火口がふさがれ、爆発を誘発したと推測されます。
 
 
東日本大震災でマグマだまりが刺激されたのか
 
それ以降火口北西側付近の地震活動が一時的に増加。
 
2015年には上空2000mまで達する噴煙を噴き上げています。
 
 
 
 
 
 
 
 
近年火山活動が活発化しているニッポン。
 
全国で活火山(が108あり、世界の活火山(の7%を占めています。

 

 

 

 

ではどうしてこんなに日本は火山が多いのでしょう。
 
 
 
 
 
 
日本列島は『環太平洋火山帯』の一角に含まれ、
 
プレートが沈み込むことで、
 
プレート境付近のマグマだまりを刺激し、
 
噴火が起こるとされています。
 
 
 
 
 
 
日本列島は、ユーラシアプレート・北アメリカプレートの下に、
 
太平洋プレート・フィリピン海プレートがもぐりこんでいます。
 
このプレートに火山帯を重ね合わすと見事符合するんですね。
 
 
 
 
 
 
次に、プレートと地震の震源を重ねてみましょう。
 
 
 
 
 
 
これまたプレートの下に
 
沈み込んでるあたりに集中しています。
 
 
 
南西諸島の活火山は海溝沿いに形成されています
 
伊豆ー小笠原諸島の活火山も同様に
海溝沿いの同一ライン上にあります
 
 
 
図を見ればお分かりのように、
 
四国沖(南海トラフ)周辺に空白がありますね。
 
東海から東南海・南海では長期にわたり
 
エネルギーの放出が行われておらず、
 
蓄積しています。
 
この膨大なエネルギーが一気に放出されると、
 
三連動巨大地震・津波、あるいは
 
近隣のマグマだまりに多大な影響を与えかねません。
 
 
現在小康状態を保っている他の活火山も、
 
いつ何時活発化するかわかりません。
 
 
 
 
 
 
向こう30年以内に起こる確率70%の
 
東海・東南海・南海巨大地震。
 
火山の噴火、巨大台風等による水害等々、
 
昨今の地球環境は異常を連発しています。
 
 
 
気象庁も頑張ってデータの収集による
 
予報を出してくれますが、
 
まずは“自分の身は自分で守る”備えは、
 
日ごろから心がけておきましょう。
 
 
最寄りの自治体には
 
『ハザードマップ』がありますので、
 
一度皆さんのお住まいの地域の避難経路や、
 
危険個所を確認してはいかがでしょう。
 
 
 
 
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