自衛隊車両の大半はエアコンないんやて!!猛暑の中不測の事態が生じたらどないすんねん!?の巻 | 第伍章「あっそう、ふ~ん!!」

第伍章「あっそう、ふ~ん!!」

主に戦史について取り上げてますが戦史には諸説ありますので、明らかな誤記以外はご容赦を!!

私が子供の頃、学校の百葉箱の気温を記録する際、

 

33℃もあれば「うわぁ~!」となってたけど、

 

温暖化の昨今は40℃超えもちらほらと耳にします。

 

TVの気象情報でも『猛暑日』を伝える日がかなり多いです。

 

コロナの他に熱中症で搬送される方も全国的に

 

かなりおられるようですね。

 

 

何年か前にYahooブログで、

 

自衛隊車両の大半にはエアコンが装備されてなくて、

 

1996年から配備されたV16B/17B型73式小型トラックに

 

初めてエアコンとAM・FMラジオが標準装備された事を

 

記事にしたんですが、2010年から配備された

 

NBC偵察車・ 2011年から配備された10式戦車等一部の

 

車両を除き、他の車両は現在もエアコン非装備のままです。

 

 

 

◎主なエアコン装備車両

 

 

 

73式小型トラック

 

NBC偵察車

 

10式戦車

 

16式機動戦闘車

 

AAV7水陸両用車

 

軽装甲機動車

 

高機動車

 

 

 

◎主なエアコン非装備車両

 

 

 

74式戦車

 

90式戦車

 

89式装甲戦闘車

 

82式指揮通信車

 

87式偵察警戒車

 

87式自走高射機関砲

 

75式自走155mmりゅう弾砲

 

 

 

以上、ごく一部ではありますがご紹介いたしましたエアコン

 

非装備車両は全国の各部隊で数多く現役で活動中です。

 

 

この猛暑の中、大規模自然災害が発生し県知事が

 

自衛隊に災害派遣要請をして、また万が一有事の際

 

自衛隊員が最後まで任務を完遂できるのでしょうか?

 

 

陸海空自衛隊員は、その不測の事態に備え日々

 

訓練を重ねていますが、それでもこれまで各駐屯地の

 

訓練展示を見学した際、倒れる隊員を何度か見たことがあります。

 

 

今年6月には20キロ行軍訓練中に45歳の男性陸曹長が倒れ、

 

死亡すると言った事故がありました。

 

陸曹長ともなると、これまで数々の過酷な訓練を受けてきた

 

はずです。そんな猛者でも倒れるのですから、

 

昨今の異常気象を舐めたらあきません!

 

日頃から鍛えてるからあらゆる環境においても

 

任務を全うできるとは、大きな間違いではないでしょうか。

 

 

聞くところによると、各国の戦闘車両にはほとんど

 

エアコンが装備されているそうです。

 

旧日本軍のように精神論も確かに大事だとは思いますが、

 

もし高温になった車両内で熱中症にでもなって

 

的確な判断が付き、迅速な行動がとれるのでしょうか?

 

 

私は10歳から空手を習い、高校野球でも練習中は

 

水分を取るな!と言う精神論が支配してる時代に育ちました。

 

ところが大阪在住の同年代の空手家は、いつからかは

 

わかりませんがいち早く合理的な稽古に切り替え

 

K1に出場していました。

 

私は精神論を重視するあまり、故障が多く主治医から

 

「体がSOSを出している時に鞭を打ってどないするんや!?」

 

と強い口調で何度も怒られたことがあります。

 

そしてそのK1選手と2回対戦しましたが、一度も勝てませんでした。

 

 

昭和の時代には耐えれたことも、令和の時代にはあかんことも

 

ぎょ~さんあるはずです。

 

現在の環境に適した装備でより科学的に、より合理的に

 

各隊員の能力を最大限発揮できる環境を

 

いち早く整備していただきたいと、心から願うものであります。

 

 

 

 

 

 

 

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