よく「デトックス効果」という言葉を特に美容において聞くことがあります。
身体の毒素や余分なものを排泄するイメージで使われています。
施術をしていると様々なデトックス的な要素に出会うことが多くあります。
それを感じるのは、施術前後のお手洗いについてです。
施術前にはお手洗いに行かれる方が多いのですが、そこから特に水分を摂ることもなく施術が終わり、またお手洗いに行かれます。
すると施術前より尿量が増えるというのです。
副交感神経優位になったなど、科学的に説明を付けようと思えばつけられますが、実感としては余分な水分や邪気が尿として出ているのではないかと考えています。
その他にも、急に鼻水がでたり発汗があったりと、代謝に関わることが起こることが多いです。
排泄されるということは、身体から必要のないものが出てくるということなので、デトックス的な効果と言っても間違いないように思われます。
出してしまうと身体が楽になるようです。
こういった意味では、施術後の体調不良というのも、一時的に身体から悪いものを排泄しようというデトックスの意味合いもあるのかもしれません。
それが抜けるとすっきりして楽になるのです。
あくまで憶測の話ではありますが、辻褄はついているのではないかなと思っています。
尿や汗などの反応から、代謝に関わるという観点で血液や水分の調整という話になるので、浮腫みの改善・血行が良くなって顔や身体が赤みがかる・お腹がぐるぐる動き出す等、施術中の反応の結果もたらされるひとつの効果がデトックスに繋がっているのでしょう。
こういう意味では、見た目だけではなく身体の美容にも鍼灸施術は有効なのかもしれませんね。
施術後は水分が出ていくことが多いので、しっかりと水分補給をしていただいて、身体の中から整えていくことをおすすめします。
☝️黒部ダム