(1)というからには(2)があります。(3)も作っちゃう。
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そんな訳で、できあがった着物を取りに行ってうっかり予定外のものを買ってきてしまったわけなんですが、本日の本題は色を抜いた白い駒綸子の着物の誂えと、ウールの誂えが上がってきました~っと。
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今日は、まずは私の松の緑色に染めて仕立ててもらったやーつから!
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えぇっと・・・。
こやつ↑は、緑色のはずなんだけども…。
この着物は、義母の着物(色無地だったはず)の色を抜いたものを呉服屋さんに持って行って好きな色に染めてもらったものです。
元の着物を解いて、パーツを反物状に戻して色を抜くのかな、たぶん。逆かな、色を抜いた後に反物状に戻すのかな。
この布は綸子、駒綸子、という織物だそうです。今はもう織り屋さんも在庫を持ちたくないとかで織ってないという、着物文化の遺産だね。
3本持っていたのですが、うちの1本、松の葉の柄みたいな、束の熨斗のような柄のものを選びました。
緑色か、濃い紫もいいかなぁ、ちょっとイイ感じの茶色とかもおしゃれさんかしらね、と色々考えたのですが、松っぽい柄だし、と緑色にしました。明るさを少し抑えた緑色。
これ↓ちょっと緑を比べようと思って撮ってみたのですが、肉眼と少し違うからあまり意味はないのかもなんだけども・・・・。
写真↑の向かって右が着物の面、左が八掛、下方のちりめんは娘がマリア様~ってやってた着物のお袖です。
まったくの偶然なんだけども、私が染めたかったのはこの頂き物でやってきたちりめんの緑色がそうそう、こういう緑、こういう緑!っていう緑だったんですね。
でね、この駒綸子の生地を染めるときにはこのマリア様の着物は来ていなかったのでね (もし来てたらこの色に近い感じで~って持っていけましたねー。) お店の色見本帳から選んで染めて頂いた訳なんだけども、さらの生地を染めてもらうからかな、八掛はかなりその色に近いんだよね。
でも綸子の方は生地の特性もあるのかもしれないし、さらの生地ではないし、まぁなんというかよそさんっていうんだろうか。
まったく思い通りには同じ色にはならない、ほぼほぼ、ならないと思う。
そして、それがこういう誂えの面白い所でもある。
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ひとつ紋を入れようかどうしようか迷って入れなかったんだけども、出来上がって来た着物をみてとてもいい感じだったので、あぁ、こいつはやっぱりひとつ入れたほうが良かったかしら、とちょっと後悔したんだけども義母が「次の洗い張りで刺繍で入れてもらえば?」って助言してくれて、そういう手もあるか!
とりあえず暫くはこのまま着ようと思います。
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いま、この記事を書きながらふと思ったのだけども、私の緑色に染めた着物の写真の色と、先日頂いた色無地の写真の色がなんとなく似ているような…?
↓ 頂いた方 ↓今回の私の着物
いや、実際に見ると全然違うんですよね、頂いた方はもっと青いし、私の方のは実際にはもちっと緑なんですけど、もしかして、おばさんももう少し違う色に染めようとしていたのかもしれないな、とふと思ったりなどしたのでした。
つづくよ。
小奈津
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