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たまたま偉い人達に会う日がありましたが、肌寒い日で助かりました。暦はまだ袷なのに、麗らかというよりも汗ばむほどの陽気が続いていたので「単衣を着たいがまだ早すぎる」と思っていました。
黒い格子の着物におとなしく地味地味な献上帯。地味地味、というのは誤植ではなくて、地味よりもさらに地味、という・・・。
好きな色で、茶系のような黄色系のような緑系のような色なのでなんにでも合いそうだなと思ったのですが、う~ん、地味よね。
でもまぁ、最近の着物は洋服感覚で着る人も増えたのでなんとなくアリなんだろうと言い聞かせてもいます。
帯揚げと帯締めは丁子色というやつでやんわりちょっとだけ可愛い感じになったらいいなと思いまして。でも別にいい感じだなとも思わなかったし失敗だったなとも思わない組み合わせでした。
そんなことよりも久々に献上を締めたらギシギシと硬く「おぉぉぉ」って感じでした。
ところでとても考えさせられることがありました。
どこからどうやって説明したらいいかなぁ、あまり詳しく書くことはしたなくないので言葉を選びながら書くので分かりにくくなるかもしれないのだけど、読んで下さる方に上手に伝わればいいなと思うのですが。
私は今ではほとんど着物を着ていて、家では洋服(パジャマを含め)のときもあるし着物(寝巻きを含め)のときもありますが外出するときにはほとんど着物を着ます。そして、世の中では「着物は動きにくい」とそれが常識のようになっているところがあります。それは多分、女性が着物に袴をつけさらに洋服を着ようという世の中の運動が始まった明治時代から「着物は動きにくい!女性にも洋服を!」みたいな感じで広がってきているんだと思いますけど、実際には、そんな時代だって働く下々の人々は着物を着ていたじゃないの、そして私に言わせたら、踊る人も着物を着るんだから動きにくい訳ないだろうが・・・・っていう反論を常に胸にしているわけなのね。
でね、これは私の個人的な見解ではあるのですけれども、いろんな場所で着物を着て生活してきてなんとなく分かったことがあって。
着物を着て働く人を(たとえば母親とか?いや、本当のところは分からないですけども)日常的に目にする経験をした人とか、そうでなかったとしても観察力がすごい人とか?って、多分着物に対するそういう反感みたいなのがないのかな。だから、私が着物を着て仕事をしていても別に何も言わないし、もっと言えば好意的に受け取ってくださって、「汚れちゃうから前掛けしてきなさいよ、あ、あれだ、割烹着着ておいでよ」とまで言ってくださって(あら!うれしい!)、しかもその組織というか、の一番偉い方だったし、なんか「お、公認か?」みたいな感じで。
もっと言うと、そもそも現場の偉い方が普通に「あれ?今日着物じゃないの?いいのよ~、あなたらしくしてていいのよ」と言ってくださる方だったのでなんかもうこれでいいのねと思い込んでいた部分もあった。
ところがだね。
「着物を着ているというのはとても目立つし、あなたは着物を着慣れていらっしゃるように見えるからそんなことはないのだろうけれども、動きずらいだろうなと思う人もいて、好意的に見る人が5割いるけれども、そうではない人も5割いる、と心得ていた方がいい。」
と、仰ってくださる方もいました。
これは私にとっては聞きずらい言葉ではあるけれども、こう言って下さったこの方も言いずらかったと思います。実は私も、そこまで頑なに着物に拘っているわけではないので、このブログを長く読んでくださっている方や実生活でお付き合いくださっている方はちゃんと分かってくれてると信じていますが、学校や町会の運動会やお祭りごとのお手伝いなどでは洋服を着て行きます。(本当は着物でだって走れるし、荷物を運んだり設置したりできるよ?でもまぁそこはね…)
ある社会の中で、私にとても友好的に声を掛けてくださる方々はそれこそその五割の方達にすぎなくて、声を掛けてくださらない人達の中には同じ数の「アイツめ!」って思う人がいる、という意味のこの言葉は、だけれど、着物を着ているからというだけではなくて普通にあることだとも思うし、とにかく私は周りに理解者が多いことを、あるいは多いと思ってきただけだとしても、とてもありがたく嬉しく思ってここまでやってきた。
けれど、それに胡坐をかくことなく居たい。
私は、周りの人達にどれほど支えられているのか、理解者に恵まれているのか、改めて考えさせられる出来事だった。
そして、やっぱりとても嬉しくてとてもありがたいことだとじわじわ思った。
小奈津
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