今年の年明けは、生まれて初めて初日の出を見に行きました。

車で15分くらいの近くの海岸に、まだまだ真っ暗な午前5時半頃に到着。

少ししたら山肌がぼんやりと明るくなってきて


『あ〜、日の出ってこんな感じなんだな』


と、西から東に向かって黒から濃紺になりピンク色になり白になり、自然のグラデーションに心打たれて、7時9分頃の初日の出に向けて神聖な気持ちで待ちました。

海岸では誰かが残していった炭になりかけの焚き火があって、子供たちと温まりながら、遊びながら…

どんどん白みがかってきた空に期待して…


いよいよ海から太陽が顔を出した時には、


『めっちゃキレイ〜!!』


と感動。少し陽がでただけでほんのりと顔に温もりを感じ、海に映える朝日がキラキラというより波間にギラギラして、太陽ってなんて温かく華やかな存在なんだ!と、ここまで生きてきて初めて太陽という存在に感謝しました(笑)

初日の出ってなんて美しいんだろう。

一年の始まりにこんなにも美しい日の出が見られて、素晴らしい一年のスタートをきることができた。

今日の太陽が特別に美しい…


感動しながら海岸をあとに…車に向かって歩きながら、


『日の出って毎日あるよな…?』


ふと、心に浮かんだ疑問を旦那に述べてみたところ


『初日の出やからいつもよりサービスしてくれてるんちゃう』


との返事。

我に返ってウケました(笑)


私の生活とはまーったく関係なく、太陽は、毎朝この感動的な日の出と日の入りを淡々と繰り返しているんだ…


そういえば、海岸で犬の散歩してたご近所さんであろうおっちゃんは、この感動的な朝日を毎日浴びてるんやな…


元旦の太陽も、1月2日の太陽も、太陽であることになにも変わりはない。

ただ見る側の気持ちが違うだけやん…


それに気づいた、素晴らしい年明けとなりました(笑)