息子の塾のお迎えでのできごと。


通っている塾は曜日によって終わる時間が違い、その日は20時30分がお迎えの時間でした。

迎えに行くと同じ団地内に住んでる女の子が待っていて、どうやら迎え時間を間違えて親に伝えてしまったらしい…

この真っ暗な高架下であと30分待たなければならない、しかもスマホ忘れた…という状況。女の子ひとり…。危険やん?


息子とも仲の良いその女の子、親ごさんの顔も知ってるし。当然、『乗って帰りーや』と軽く声をかけたんだけど、『や、いいです。勝手に乗ったら怒られる』と断られた…


私の頭の中には、断るなんてことこれっぽっちもなかったから………『えっ!?』


子供らしく『わーい、あざーす!』って乗ってくれてもいいんだけどな。

それで思い出したけど、以前、バケツをひっくり返したようなドシャ降りの中その女の子が徒歩で帰ろうとしてたから(ちなみに団地から塾まで徒歩35分くらいかかる)、乗っけて帰ったことがある。その時は『やったー!』とか言ってすんなり乗ってくれた。


それ以降、そういうことが数回あったからその度軽く声かけてるけど、全て断られてます。


ここで、私はやーっと気がついた。おせっかいはおせっかいでしかないということを。


私はただのおせっかいおばさん!!(笑)


もちろん、人様の子を勝手に車に乗せて事故にでも遭ってしまったらどう責任とるんだ!なんていう考えも頭をよぎるよ。

でも、知ってる女の子が夜暗闇で一人迎えを待つ、とか、土砂降りの中歩いてる帰るとか、塾というスタート〜団地というゴールまで一緒…この流れで声かけてもいいやんね?という気持ちで声かけてしまった。


それって私は、『ありがとう』と相手から言ってもらえる様な『いいこと』をしている、と思ってた!!

これがまた厚かましいよな…

相手からしたらただのおせっかいだったのです。


そりゃそうだ、考え方は一人一人違う、どの家庭も違う。

私の『いいこと』は、相手にとって『いい迷惑』だったのでした。

人生まだまだ気付きがありますね。