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※このブログは、鍼灸の学生、初心鍼灸師を対象にしています。
専門用語等の解説は省略しています。 ご了承ください。
この震災に治神でのぞむ
震災に遭った人たちの気持ちを思うと、とても心が痛みます。
仙台にいる友人の鍼灸師も、無事の確認は取れましたが、その後の生活も震災そのものと同じぐらい大変なものだろうと想像します。
この状況の中、私たち鍼灸師一人一人にできることは何でしょうか?
・募金
・節電
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1103/12/news017.html
・間違った情報に惑わされず、広げる手助けをしない
http://weather.yahoo.co.jp/weather/2011sanrikuoki_eq.html
その他にもあります。
治神です。
今まで経験したこともない出来事のため、震災地から離れた場所でも、神が乱れてしまっている人が出てきます。
そこで私たち自身に対しての治神が重要になってくるのです。
臍下丹田に気を落とし、自身の精神を安定させ、泰然自若とした態度で、あなたの周りの人たちに安心感を広げていってください。
治神
いつもありがとうございます
鍼灸三つの志の実現を目指す藤田勇@楽鍼塾塾長です。
なぜか日本の鍼灸界ではあまり話題にならない治神について論じたいと思います。
鍼灸のバイブル黄帝内経に「凡刺之真,必先治神」(素問:宝命全形論)とあります。
神は、広義の意味では人の生命活動全般を指しますが、ここで言う神とは、狭義の意味であり、人の精神活動を指します。
鍼治療をするには、まず治神をせよということです。
更に、一に治神、二に養生、三に薬、四に鍼の技術、五に臓腑気血の診断とも書かれています。
黄帝内経には、この治神の重要性がそこかしこに出てきます。
また、その後の書物、鍼経指南、鍼灸大成等にもこの治神の重要性が説かれています。
では治神とは何か?
私は、天津に留学した時、実際にこの治神を行っている風景を目にしました。
その時の模様は、こちらの中国修行回想記にあります。
この中に出てくる守神と治神とは、ほぼ同じものだと思ってください。
中国ではこの治神について老中医たちが論じているものがあります。
治神は二つに分類されます。
①治療者自身に対して
②治療する相手に対して
①は、治療者が精神を集中して治療に臨むこととしています。
このことを詳しく描写しているのが、「深居静処,占神往来,魂魄不散,専意一神」(霊枢:終始)です。
これは、「刺鍼時、治療者は静かなところに、深居しているかのように、集中力を高め、細心に患者の精神活動状況を観察し、外界の雑事にかき乱されることのないようにせよ」という意味です。
②は、治療の相手への精神的働きかけです。
素問:針解篇に「必正其神,欲贍病人目,制其神」という一文があります。
「病人の両目を注視し、病人の精神を制御せよ」という意味です。
何か催眠術のようですね。
この②の治神に関しては、今までの学びや経験から、老中医達の解釈から離れ、私なりの解釈を持つようになりました。
それは、言語的コミュニケーション、非言語的コミュニケーションの両方を駆使して、患者さんの心にアプローチするということです。
具体的にどうやってアプローチするのか。
催眠というキーワードが出てきましたが、ここに鍵があると思っています。
精神科医で催眠療法の大家である、ミルトン・エリクソンという人物を知っていますか?
エリクソンの臨床の逸話を知った時、これこそが治神だと思いました。
私の提唱するライフワーク鍼灸道の根幹をなすものは、
①メタ鍼灸
②治神
③飛経走気です。
今後この三点についていろいろと論じていきたいと思っています。
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