起立・礼・着席
義務教育のときから毎日に等しくやっていたことなのに、
わたしはその、お辞儀が上手にできない。
どうも、わたしのお辞儀は「偉そう」なんだそうだ![]()
今日は、茶道裏千家岩手支部のお茶会があったのだが、
椅子に座って、お抹茶をいただくときのお辞儀について指摘を受けた。
「それ、感謝というより、会釈よ~」と。
続けて、
「確かに、お辞儀って日本人しかやらないからね~」とも。
んっ?わたし、海外に住んだ期間は人より長いかもしれないけれど、日本人よ??
中学の国語の教科書にあった詩のタイトルがふと思い出された。
「お辞儀するひと」
一人の中国残留孤児が、日本へ肉親を探しにきたが、見つからなかった・・・という内容の詩。
中国へ帰るとき、空港で彼女はお辞儀をするのだ。
誰にともなく。
そのお辞儀に深い感動を受けた作者はこう連ねる。
『こんなにも美しく哀しいお辞儀の姿を私はかつて見たことがない、ただの一度も
私も思わず胸のうちで会釈を返す』
今更ながら、この詩の意味がわかったような気がします。
美しいお辞儀は日本人としてのアイデンティティを表すのですね。
海外で生きていくには、様々な考えや文化を受け入れる柔軟性が必要。
だからこそ、日本人であるという核を保持していきたい。
要精進。
