私はバカなので、犯人は一人であるという仮定のもと推理してしまいました。
(結果的にそれで良かったのですが…)
謎の女と男、瀬戸と小暮。そしてその部下加納はとても怪しいが、嘘が一定している為、グルだと思われる。
乗峯は瀬戸と小暮の間で中立を保っている為、これもまたグルだと思われる。
新山は瀬戸と小暮の演技に振り回されている為論外。奥さんに追い出されたというのも、本当かどうか奥さんに確かめてしまえば分かることで、嘘である確率は低い。つまり、偶然居合わせてしまっただけと考えるのが妥当。また、ワインは嫌いな為、浮世絵を巻いたワインを盗むとは考えられない。
西園寺が瀬戸に里子に出したとされる猫。
西園寺家にいたころは大人しかったのが、瀬戸に引き取られてからは活発になり、瀬戸が大事にしていた絵を引っ掻き破いてしまったらしい。
入れ替わりが考えられるので猫も怪し~い!
が、猫が犯人って…猫は多分出てこないよな~。
却下。
西園寺も怪しいが、橘が嘘を吐いた(本当に嘘かは不明)だけで包丁を持ち出すのは行き過ぎで、これは瀬戸たちとグルなのでは?という怪しさの方が上である。
さて橘が嘘を吐いたとされるメール。
橘には確かに届いていて、西園寺には届いていない。
しかし西園寺の妻のケータイから両者に発信されていると橘は言っていた。
西園寺の妻のケータイを触れる者にしか出来ないトリックだと思われる。
西園寺の妻と親しい者、つまり西園寺か橘のどちらかでなければ妻のケータイには触れないだろう。
しかし、妻のケータイから実際に両者のケータイに送信されたなら、両者共に受信されるはず。
ということは、橘が自分のケータイで偽装したのか。
受信したメールを西園寺にも見せていたので、toが2人宛てなのはもちろん、fromが西園寺の妻になっていないとおかしい。
ってことは、やったことないから出来るか分からないけれど、西園寺の妻のケータイで2人宛てにメールを打ち、それを送信せずに橘が自分のケータイに赤外線受信すれば可能なのでは?
出来るのかなぁ…?
何にせよ、橘が細工したことには違いないと思われる。
では、なぜ、そんなことが必要だったのか。
ズバリ!橘が犯人だ!