4/29(月) 金曜の振り返りと明日の注目銘柄、ドル/円の話題も少し
はい、皆さんお疲れ様です
週明け前恒例の行ってみましょう
◇金曜の振り返り
前日比プラス100辺りで寄付き、初手は若干下落基調で進みました
が、9:40辺りからの上昇をきっかけにジリジリと継続的に上がっていきます
その上昇はほぼ昼の引けまで継続し、37800辺りで前場終了
昼休み中に日銀会合の声明が出て、無風通過が確定
昼の寄付きから一気に買いが入り、日経平均は大きく上昇します
38100辺りまで上昇した後は一旦利確売りが目立つようになり、37900辺りまで下落
しかし底打つと再度上昇し、38100に再アタックを仕掛けます
が、金曜はここが重く再び跳ね返され、若干下落して引け
最終的に前日比プラス306、始値からも210ほど上昇しました
業種別では上げ30の下げ3と、無風通過は歓迎側に動いた模様
◇明日の注目銘柄
・カゴメ<2811>
1Qが前期比5.8倍と超絶ロケットスタートに成功
・山崎製パン<2212>
1Qが前期比79.8%増とこちらもロケットスタート
・ロードスターキャピタル<3482>
1Qが前期比2.8倍増とここも負けじとロケットスタート
・三菱電機<6503>
前期経営が前々期比33.2%増で着地し、今期も10.5%増を見込む
・スタンレー電気<6923>
前期経営が前々期比7.1%増と減益予想から一転増益で着地
今期も16.9%増を見込む
・さくらインターネット<3778>(玉石混交)
前期経営が前々期比20.8%減となったものの、今期は2.6倍増を見込む
しかし200億上限の新株発行登録を決定
金曜のPTSでは需給面の悪化を懸念されて、若干下落していますね
・ソシオネクスト<6526>(悪材料)
前期経営が前々期比63.6%増で着地も、今期は24.0%減を見込む
現状、ドル/円を130円/ドルと保守的に見込んでおり、1円変動で3.25億円の利益増と算定
仮に年間通して150円/ドルとなった場合、約65億の利益増が見込めますが、それでも若干今期には足りない様子
・アドバンテスト<6857>(悪材料?)
前期経営が前々期比51.3%減で着地も、今期は10.3%増を見込む
これに対してPTSでは6.3%近く下落しています
理由が「今期の会社予想がコンセンサス予想に遠く及ばない」事
会社予想が900億、コンセンサス予想が1352億
何をどうすれば「会社予想の50%上」なんて無茶苦茶な予想が出るんですかね?
と、こんな感じでしょうか
流石に決算件数が多いので、ザっと目に付いた物だけ選出しました
さて、金曜の日本市場、前場はもう少し大人しい動きかと思いきや、昼の引けに向けて上昇
これは「日銀会合は無風通過」との観測が強かったためと思われます
案の定、日銀会合後の声明は「早急には何もしません」宣言でした
株価は上がりましたが、円安も一気に加速
引け後も円安は止まらず、まさに右肩上がり
今日もその流れは継続し、ついには160円の大台に到達しました
ところが、今日の13時頃から突如挙動が変化し、一気に円高に振れ始めます
わずか1時間で4.5円ほど円高に
そこから再度円安に振れだすと、今度は157円から一気に2.5円円高に
神田財務官は為替介入について明言をしませんでしたが、まぁ100%為替介入しましたね
流石に「160円/ドルはやり過ぎだ、あんまり舐めんじゃねーぞ」って感じでしょう
現在、またジリジリと円安に動いていますが・・・
ただ、無制限に為替介入が出来るわけではありません
次に157.0を超えた時にどう動くか、これは非常に注目ですね
もし、157.0を越えても介入の動きが無かったら、また一気に円安が加速する可能性が高い
要は「気軽に使える実弾を使い切った」と判断されるんじゃないかなと
逆に、157.0を越えて再度叩き落とすようなら、「まだ余力あり」と流石に大人しくなりそうです
金曜日のNY市場は、NYダウ・NASDAQ共に大きく上昇
NYダウは若干上下の激しい挙動でしたが、NASDAQは所謂「高値安定」
今日は現状NYダウ先物は前日比プラスで推移
ただ、一旦大きく上げた後失速を挟んでの再上昇となっています
挙動的には少し気迷い感があり、このまま素直に上がるのかどうかは微妙かなと
明日の日本市場は、熱い銘柄が決算スタンバイ
レーザーテック<6920>、ZOZO<3092>、M&A総研HD<9552>、日本特殊陶業<5334>
場中では商船三井<9104>、日本取引所G<8697>が控えており、引け後は電力系が一斉に発表
そしてGW明けから一段と決算ラッシュが加速します
さて、各企業は今後の展開をどのように見ているのか、注目されます
では皆さん、明日からまた頑張りましょう