先月、子どもの卒業式に出て、一番心を揺さぶられた言葉は・・・
儀式は子供頃から苦手でそれは今も変わらず会社のも、子どものも、マスト以外は避けて来ました
何が苦手か
・空気が堅くてしんどい
・長尺の連続がしんどい
・無難な言葉でしんどい
空気が堅くてしんどい
荘厳なのは好きです
シーンと澄んだ空気が漂っているから
厳格なのは苦手です
失敗を恐れビクビクした空気が漂っているから
長尺の連続がしんどい
在校生はずいぶん前から着生して待っている
保護者は30分前から着席して待っている
最後に来賓が揃って入場し着席で長くなる
集合時間はみな同じでいい
壇上に上がって開会宣言
国歌、市歌、校歌、歌が変わるたびに
前で指揮する人も代わるから長くなる
仕切りは一人で「3曲続けてどうぞ」でも
無難な言葉でしんどい
現行踏襲の原稿に沿って読む
どの学校でも使えそうな文章
本人たちとは距離の遠い人が
読むテンプレート文では何も印象に残らない
儀式に参加した義務を果たせ、そそくさと退場しようとしていたら、最後に学年主任からひと言話したいことがあるという。
式は終わったのにまだ引っ張るの??とうんざりした気分の中、学年主任の話が始まりました。
学校での姿や体育祭の準備過程、合宿での夜の様子等普段の子どもたちを身近で見て来た先生だからこそ伝えて頂ける内容でした。
涙が落ちないよう天を仰ぎながら、ときおり深呼吸を挟みながら、ご自分の言葉で、ゆっくり力強く、丁寧に心を込めて、我々、保護者に語りかけて下さいました。
最後に学年主任の言葉を聞いて、
こころが揺さぶられました。
辛抱し切れず途中で帰らなくて良かった。
自分の言葉で語っているか
普段の様子を語れるだけ相手を丁寧に見ているか
学年主任から頂いた熱はこの週末にも残ってます