パーキンソン病の薬の定番と言えばレボドパですね。パーキンソン病患者の多くはレボドパ服薬されているかと思います。私も、ドパコール100mgを1日3回飲んでいます。

 

 

パーキンソン病の診断時には200mg/日(朝・晩)でしたが、確定診断後は300mg/日(朝・昼・晩)です。

分かりにくいのが、レボドパの適量と服薬のタイミングでした。ブログを読んでいると、レボドパは少ない方が良さそうな気になります。こんな記事もあります。

L-ドパの至適用量は300mg/日を超えてよいか?

 

それで、200mg(50mg+100mg+50mg)/日と300mg/日で違いが出るかを勝手に試してみました。

私の場合は、日内変動が緩やかで、薬がきれてきた時は足をより引きずるのと動きがより緩慢になる感じです。

寒かったり疲れたりしても同じ症状がでるので、薬の効きがイマイチ分かりづらいです。

そして、薬を飲み続けていると2〜3週間経って、あ、体が動きやすくなっていると実感します。

 

200mg/日で大丈夫じゃないかと考え、主治医に伝えたところ、ちゃんと300mg/日飲みましょうと指導されました😞 自分ではだいぶマシになったと思っていたのですが、主治医の診断では固縮が残っているとのことでした。

その後、300mg/日飲んでいると、たしかに1〜2ヶ月して、すこしずつ固縮がなくなっていきました。また、右足にはジストニアのような症状もあったのですが、それも改善しました。

そこで、私の薬の適量は300mg/日だったんだなと遅ればせながら実感した次第です。

 

次にレボドパの服薬のタイミングです。多くの方は食後に服薬されていると思います。私もそうです。

村田美穂先生の解説(日本内科学会誌・第92巻・第8号・平成15年8月10日)に次のようなデータが出ています。

 

これを見ていると、レボドパの血中濃度の変動を緩やかにするためには(将来のジスキネジア対策)には、食後服薬がいいんだなと思いました。村田先生の解説お薦めです。

 

ただし、私の場合は、朝ごはんが7時、昼ごはんが12時、晩ご飯が夜8時頃で、昼食と夕食の間が空いています。そうすると、夕食後(夜8時半とか9時)に薬を飲んでも、効いてくるのは2時間後の夜10時とか11時です。そのことを主治医と相談したところ、夕方6時頃に飲むことになりました。空腹時に飲むのは気になるので、パンとかを軽く食べて服薬するようにしています。

 私の場合は、薬を飲んでから効いてくるのが2時間くらいかかってそうで、その後4〜5時間くらい効いている感じでしょうか。それで、薬の効果を考えてみると

  • 朝の薬:8時に飲む: 10〜15時頃まで効いている
  • 昼の薬:13時に飲む: 15〜20時頃まで効いている
  • 晩の薬:18時に飲む: 20〜25時頃まで効いている

かと分析しています。朝(7時から10時)は薬が効いていないはずの時間ですが、そんなに問題はありません。寝ている間に、ドパミンが出ているからかもしれません。

 

薬は長い付き合いになりそうなので、いろいろ考えてしまいます。。。😀

 

皆さんのブログからもいろいろ学ばせてもらってます。レボドパについて情報あったら教えてください。