2023年10月11日にダットスキャン(ドパミントランスポーターシンチグラフィ)の検査を受け、結果を10月18日の診察時に聞きました。コンピューター上の画像を携帯で撮ったのが次の写真です。

 

ダットスキャンでは、ドパミンを輸送するドパミントランスポーターがどれくらいあるかを可視化します。ドパミントランスポーターの量とドパミンの量は比例するそうで、脳の中のドパミン量を見ていることになります。赤いところがいっぱいあり、青に近づくにつれて少なくなってます。この画像は、脳を下から見たもので、図の右側(赤がない方)が左脳です。この写真から分かるのは、全体が赤くなっていないので、左右ともにドパミンが減っている。そして、右側(左脳)でより減っているのです。典型的なパーキンソン病の画像だそうです。左脳のドパミンがより減っているので、パーキンソン病の症状が右側に強く出ていることと一致します。

 

 その量を示しているのが次の写真で、SBRという値がそれです。

 

55歳の平均は8.02で、私の右脳は5.56、左脳は4.34と半分程度になっていて、パーキンソン病が発症したわけです。

 

私は、1回目の診察で運動症状からほぼパーキンソン病だろうと診断され、2回目の診察でレボドパが効いたので確定となりました。よって、3回目の診察でのダットスキャンは確認でした。

 

第3回目の診断日から、薬は

  • アジレクト 0.5mg/日
  • ドパコール 100mgx3回(朝・昼・晩)

です(アジレクト追加)。アジレクト追加の動機(私の希望)は、少しでも進行抑制効果を期待です。例えば、この発表。体の固縮はゆっくり改善していますが、右足を引きずるのと、右手のタイピングや箸が不自由なのが続いています。