小学生の頃の給食の時間に、
ほろ苦い匂いのする
思い出があります。
給食の主食といえば、
食パンでした。
そして、マーガリン、
または、ジャム(いちご、マーマレード)
でした。
「ジャムの日」は良かったのですが、
「マーガリンの日」はお手上げです。
小学生で初めて出会った
マーガリン。
当時、私にとって、
未知なるその味も匂いも、最悪でした。
それを、ひんやりする生の食パンに
塗って、2枚とも食べなされ、
と言うのですから。
食べられません。
カレーの日なら基本、
ルーにパンをつけて食べられますが、
それ以外のおかずではアウト!
その日の主食は無しになるのでした。
私は、食べ終わる頃、
その手付かずのビニール袋に入ったままの食パンを机の奥にしまいます。
当然その日に持ち帰り忘れるので、
次の人も次の人も
教科書に押しつぶされされます。
ある時、机の奥から、
ぐにゃりと潰れて、
青カビを付けて登場しました。
自分のした、何か、が
忘れた頃、哀れな姿になって現れる
ショック! に、
始めはハッとしました。
ビニールの中のパンには、
ところどころに緑色のポツポツ。
カビを、視覚的に体感。
しかし、何度か繰り返していると、
もうハッ! とはしません。
慣れてしまいます。
こんなマーガリンの日の連鎖は、
繰り返されました。
主食抜きで?
昼休みのドッヂボールに力が出たか?
お腹が空いただろうに?
しばらくしたある時、
時間割をしていると、
ランドセルの中から香ばし匂いがして、
ランドセルを、ドンっと、逆さにすると、
ビニールに入った、カビを増した2枚の食パンがペチャンコになり飛び出します。
いよいよ、カビは、ところどころ、
どころではありません。
パンにあたり一面です。
こんな風に小学生の私は、
毎日の瞬間瞬間をいい加減に
生きていて、
遊ぶことで頭がいっぱい。
残した物のその後など、そ知らぬまま
生きていました。
以来、わたしは、家庭を持ち、
料理を始めるまで、
マーガリンとは疎遠でした。。。
………あれから40年後、、
今の私と言えば、
マーガリンに三温糖を絡めて、
食パンやフランスパンに塗り、
トーストしてます。
マーガリン大好きです。
ケーキ作りにも欠かせません
ということは、
あの頃の小学校の給食に、
お砂糖を、添えてくれていたら?
結末は、天地の差でしたのにね、、
ま、いいか、、今が大事!
(//∇//)

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★その2話★
さて カビ、といえば
食パンだけではありませんでした。
私は中学生になるとジャージを
カビさせました。
涼しくなった秋頃、ジャージの上を着ようと久しぶりにロッカーの奥をさぐると、
そう、これこれ、久しぶり。
薄緑とクリーム色のツートンの
ジャージが出てきました。
文化祭のその時期のこと。
ジャージを頭からかぶった
その瞬間、あまりに臭くて、
慌てて脱ぎました。
「うっ、臭っ!」
春先と初夏と梅雨時に、
汗をかいたままロッカーにしまい込んだ、
落とし前を受けました。
梅雨時に汗で、
カビが増殖したのでしょう。
襟元は、全体的に変色して、
赤くカビ ていました。
汗 なんて乾いちゃえば
綺麗になるから平気。
それぐらいな、当時。
こうして我が身を観察すると、、
子供時代は、
嗅覚で過ごしていた私のようですな。
(笑) (//∇//)