ファストフード 裏事情 | べつばらの舞台裏 2014~(^-^)

べつばらの舞台裏 2014~(^-^)

お元気ですか?
  
こちらは元気です
2025初夏5月

16歳 夏休み 午後、1時・・

「ジュンちゃん、来ないな~」

5分・・・10分・・・

「あっ来た!来た!」

「らった!ごっめんね」 
 ( 胸を張り、腕をワキにつけて軽やかに走ってきたジュンちゃんは、
   もと新体操部員 )

「もう、どうしたのお?」

「あっ 高校野球がさ~ きれが悪くてさ ~
 あとちょっと あとちょっとって 見てたら・・ごめんね」

「急ごう! 」

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Pコック内の ファストフード店内では

たこやき・お好み焼き・焼きそば・かき氷・ソフトクリームなどを販売中

大学生風の先輩と 店長・副店長・・・

そこへ、ジュンちゃんと私が加わって、夏のアルバイトが始まった

油っ臭い オープンスタイルの調理室

上半身はいいけれど、下半身は、ヨレヨレズボンと白のゴム長靴
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● 「焼きそば」

店長が、焼きそばを、両手の金属ヘラでかき混ぜる・・
その鉄板周りを、黒い物体の昆虫が歩くこと、数匹 

「あっ!そこ! ゴ・・!」 このジュンちゃんの人指し指を無視して 

 店長は、慣れた手つきで ヘラで、ぺっと払い飛ばした!
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● 「たこ焼き」

お持ち帰り用に、箱へどんどん詰めるわたし。

「おっ」 ~コロリ~ポトン~ビチャ! 床、床!!
「 数が合わなくなる・・・」 迷わず つかんで箱へ戻す。 
 よしっ、6個入りのできあがり (買った人 ごめんなさい)

だいじょぶ・・その後 きっと罰を受けてる
キャベツの あお虫に気づかず、ムシ焼きして食べてる
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「いらっしゃいま・・・あっお父さん・・」
 (来るって聞いてないぞ。怒る私)

「はい、かき氷、300円です」
 氷にかける メロンシロップを、ケチって渡した

( はるばるバイクで、飛んできたのに ごめんね )

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●  楽しい ソフトクリーム作成機 o(^o^)o

初めにコーンに流す・・手首をひねる・・回す・・ピラミッド型、

のはずが・・呼ばれた

「あのおーらった~ちょっと・・これーー(^_^;) 」

腰をかがめて、困っている

ジュンちゃんが作る アイスは ま横に広がって変形していた・・

「ねじれない ソフトクリーム 止まらない 」 だろ

これが33年後、「2013年 Anアルバイト川柳」で賞をとった

アルバイト ばんざい!! \(^^@)/ \(^o^)/

さてこのバイト資金で、フェリーで往く 新島の旅 が始まるのだ! 

青春ばんざい!