■ワイン

 ワインの購入方法でプリムールと呼ばれるものがある事を知りました。

まだ瓶詰めされていないワインを先物買いする方法らしいのですが、

現在ですと2010年のワインを購入して、

2012~2013年頃に瓶詰めされたものが

届けられると言う購入方法とのことでした。


 この購入方法ですと、市場価格よりも少しだけ安い可能性があることと

トレーサビリティがしっかりしていること、

そして、5大シャトーのような希少ワインが確実に手に入ること

等が良い点とされているようです。


 しかしながら、景気が良い時などは高い値段が付いてしまうため、

手元に届くまでにバブルがはじけてしまうと、

ワイン価格が値崩れを起こし、高い値段を払うことになると言う、

先物特有のリスクもあるようです。


 ちなみに、プリムール(primeur)はフランス語で

「初めての」「一番目の」と言う意味の単語のようです。

それはそれとして、このような売り方をすることで、

ワイナリーは運営資金を無利息で調達できると言う

メリットがあるようです。


 ヨーロッパでは熟成期間が長い

パルミジャーノ・レッジャーノのようなチーズは

銀行の担保になるようです。

実際には価格の暴落を避けるために

出荷調整を行っているために、

出荷待ちのチーズを担保にしているようですが、

それだけ確実な値段が付くと言うことなのかと思います。


 ヨーロッパのこのような仕組みはとても興味深く、

食糧不足が続いたヨーロッパの人々の知恵として

熟成させることで食べ物を長持ちさせた結果なのかと思いました。

大航海時代を経て、食料不足が解消されてからも

それらの食材は嗜好品として、

確固たる地位を築くことが出来た証拠として

そのような販売方法や担保価値が生まれたのかも知れません。