■ゴールドラット

 ザ・ゴールを読んでからこの本まで何冊か読みましたが、

この本も傑作でした。

この本は流通に関する本でしたが、

在庫をどのレベルで持つのが良いか、

それぞれの立場での不安の持ち方と、

それに対するアプローチの違いなどが

非常にリアリティーあふれる描写がされており、

何かのドキュメンタリーを見ているような感じを受けました。


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■U-571
 ちょっと古い映画ですが観ました。

この映画の感想はあまりないのですが、

この映画を観て少し思い出したことを書いてみようかと思いました。


 第二次世界大戦中に日本とドイツは同盟関係にあり、

いくつかの技術提供がドイツから日本に対して行われておりました。

その中で、ドイツの潜水艦エンジンの技術提供が日本にありました。

この手の軍事技術は極秘性が高いと思われるため、

かなりドイツ軍が切羽詰まった状況であったのかと思われます。

日本はその技術を受け取ったのですが、

エンジン図面を見てもそのエンジンを作ることができませんでした。

これはやはり日本とドイツの技術の差だったのか、

余力がなかったのかはよくわかりませんが、

結果としてドイツから提供された技術でものを作ることができませんでした。


 日本には戦闘機を作る技術や、

プロペラの製作では世界有数と言う企業もありましたので、

一概に技術不足とは思いづらいですが、

確かにエンジンとなると、図面の他にノウハウが必要で

それに付随する処理等も多いことから、

やはり技術不足だったのかなぁ、

等と思っていました。


 ちなみに戦後の日本では

かなりの数の工作機械が作られるようになったのですが、

とある工作機械メーカーが

初めてアメリカに工作機械を輸出することになった際に、

アメリカの要求を満足するために

焼き入れをする必要があるとの要求を受けました。

この焼き入れと言う技術は今の日本では一般的ですが、

当時の日本では日本刀や包丁ではおこなっていたものの、

工作機械のベッドのような大型のものには施されたことがなく、

焼き入れをするとベッドが反ってしまい、

そこを研磨して平面にすると焼き入れした部分が全部無くなり、

何度も作り直したとの話を何かで読みました。


 この例のように図面の指示だけでは分からない処理は

確かにいっぱいあるんだろうと思っていました。

また、ドイツの図面は一角法で描かれていますので、

込み入った図面は見ずらいだろうなぁ、

などとも考えておりました。

当時から日本が三角法だったかはわかりませんが、

図面の描き方は特徴が出るので、

なかなか難しいだろうなぁ、

と考えていると映画も終わっていました。


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