■惣無事令

 秀吉が天下を統一したのはいつなのかと思い、

少し調べていたのですが、

関東惣無事令を出した時点で天下統一とするものと、

北条氏を討伐した時点で天下統一とするものがあるようでした。


 惣無事令とは何かと言うところなのですが、

簡単に言うとすべて無事に過ごすようにとの御触れです。

無事とは何かと考えると、無事の反対を考えると、

無事の反対は有事です。

有事と言う言葉は今でも戦争のことを指して、

有事に備えて石油を備蓄する、などと表現をしたりしています。

つまり、無事は戦争禁止の意味で、

関東のすべての戦争を禁止します。

と言う御触れです。



 この御触れにそむいたのが北条氏で、

その関東惣無事令違反で討伐されたみたいです。

ときの権力者であった秀吉に従わない大名を討伐するための

大義名分を手に入れたかったと言うこともあるのでしょうが、

この時代の人々は戦国の世が長く続いたためか、

非常に平和志向の人が多く出てきた時代のようにも感じます。



 のちに関ヶ原の合戦での吉川広家の行動も、

小早川隆景の平和主義思想を引き継いでいるとも言われています。

その辺の話も、諸説あると思いますが、

またの機会にでもと思います。