うごきの鈍ったわたしは、顔にはもちろん、雰囲気にも、如実に現れていたのかもしれない。
あれだけ、楽しく、一緒に仕事をこなしていた、元マネージャーすらも、声をかけるのを、ためらうほどだったからだ。
辛いときこそ、励ましてくれるのが、マネージャーじゃないのか?
怒りすら、覚えるところだったが、マネージャーは、何も悪いことはない。
ただ単に、仕事を私と一緒にやって、彼氏のような、体型だと、言ったにすぎない。
あやうく、人の道を外すとこだった。
あと、残りは半分、まだ、チャンスは、あるはずだ。
私の雰囲気から、どうやら、ハレバレさんは、大学生以上の女の子と話したいんだろうと、悟られたらしい。
多勢に無勢。
四番さんと、五番さんは、お互いがお互いを守るように、二人でディフェンスをしてきた。
これでは、攻めることは到底不可能だ。
最後の女の子にかけるしかないのか?

一人で、いいんだ。だから、最後の子とうまく、いけば、まったく問題は、ない。
どちらかといえば、逃げるというより、わたしが、来るのを待ってるといった感じにすら思えた。
好かれてるのか?
錯覚さえ覚えるようだった。
年の頃なら、25才くらいか?
さすがに、落ち着きさえ感じられる。
焦るのはやめて、じっくり、作戦をたてて
いけば、よいと思い始めていた。

このまま、安住の地を得たように、穏やかな日々が、過ごせればよいとおもっていた。
先ほどまで、ゾウガメの動きにまで落ちてしまった私のうごきも、やっと戻り始めてきたようだ。