さすがに悪いことばかり続いたからには、いいことも、あるだろうとおもっていた所だ。
なにも、今日、結果をだす必要はない。
バイトを始めたばかりに、無茶をしすぎても、ろくな事がない。
今日は、この状態をキープできそうだ。
欲をかき、早まって、ご飯でも誘って、断られたら、それは、バイトでの居心地を自分から悪くしまうだけだ。
バイトも終わり、大人しく、帰ろうとしていた時、六番さんは、店長となにやら、話しているのが、みえた。

気になる。。。

何をはなしているんだ?
まさか、さきほどまでの私とのやり取りは、仮の姿で、もう私と一緒にバイトしたくないと、お願いでも、してるんではないだろうか?

気になる。

どうにかして、何を話しているか、聞けないものか。

さりげなく、こちらをチラチラみながら、気にしている様にもみえる。

止めてくれ。。。
気になって仕方ない。

眠れなくなってしまう。あしたは、工場内の大掃除という、もっとも、労力を使う日。寝てない状態では、無事に帰れる自信はない。

変に近づき過ぎてしまっていたのか?
六番さんを見る目が、いやらしかったのか?
じつは、しらずしらずのうちに、六番さんに触れてしまっていたのか?

思い返すが、いくらなんでも、先ほどの事を、忘れるほど、呆けてはいない。

考えながら、無意識にわたしは、店長と六番さんに近づいてしまっていたようだ。