車内には、男が六人。
これは、今もかわらない。
ただ、車内には運転手のわたしと、きたろうのふたりと、錯覚するほど、他のものの気配がない。
ただ、視線は、きたろう以外、みな、前の小さなデジタル時計をみている。
ふだん、こんなに、ちいさな、デジタル時計を8個の目で注視することもなかったであろう。
それだけ、みな、はやく、時間がすぎさって、目的地についてくれと、ねがっていたのだろう。
丸ごとくんに、きたろうの注意を向けさせようとおもったのは、いまでは、まちがいだったように感じるほど、私たち四人の意識は結束していた。
みな、なぜ、きたろうをのせてしまったのかを、自問自答していたのかもしれない。
きたろう以外、みななにも、かたらず、しずかに、車の到着をまった。
やっと、ついた。
実際は20分くらいしか、のってないが、体感としては、東京~名古屋間くらいの、時間に思えた。
それだけ、きたろうから、発する圧が、すごかったことが、物語る。
あせが、全身からふきだし、汗ばんでしまった。
ほんとに今日の目的地が、銭湯でよかった。
これが、まだ、朝で、いまから、遊びにいくという状況なら、本当にかえりは、きたろうを、乗せないで帰ることになっていたかもしれない。
まあ、それはよしとして、せっかく、銭湯についたのだから、気持ちをきりかえて、楽しもうと思う。
きたろうは、満面の笑みだ。
なんにせよ、よろこんでもらえているようで、安心した。
[ほんとに、久しぶりの銭湯だ~!!]
きたろうは、真っ先に走り出した。
これは、今もかわらない。
ただ、車内には運転手のわたしと、きたろうのふたりと、錯覚するほど、他のものの気配がない。
ただ、視線は、きたろう以外、みな、前の小さなデジタル時計をみている。
ふだん、こんなに、ちいさな、デジタル時計を8個の目で注視することもなかったであろう。
それだけ、みな、はやく、時間がすぎさって、目的地についてくれと、ねがっていたのだろう。
丸ごとくんに、きたろうの注意を向けさせようとおもったのは、いまでは、まちがいだったように感じるほど、私たち四人の意識は結束していた。
みな、なぜ、きたろうをのせてしまったのかを、自問自答していたのかもしれない。
きたろう以外、みななにも、かたらず、しずかに、車の到着をまった。
やっと、ついた。
実際は20分くらいしか、のってないが、体感としては、東京~名古屋間くらいの、時間に思えた。
それだけ、きたろうから、発する圧が、すごかったことが、物語る。
あせが、全身からふきだし、汗ばんでしまった。
ほんとに今日の目的地が、銭湯でよかった。
これが、まだ、朝で、いまから、遊びにいくという状況なら、本当にかえりは、きたろうを、乗せないで帰ることになっていたかもしれない。
まあ、それはよしとして、せっかく、銭湯についたのだから、気持ちをきりかえて、楽しもうと思う。
きたろうは、満面の笑みだ。
なんにせよ、よろこんでもらえているようで、安心した。
[ほんとに、久しぶりの銭湯だ~!!]
きたろうは、真っ先に走り出した。