お好み焼きのけっこうは、今度の日曜日の昼間とした。
これなら、わたしも参加できるし、大学生のシフトとも、ぶつからない。
昼間はパートの人たちがいるから、ちょうど、みんなの予定をあわせるのが適当だからだ。

『ハレバレくん、次の日曜日の昼、あさから、入ってね。』

店長から、通達がきた。
入れる?とか、入ってもらえるかな?ではなく、入ってねというのは、強制だ。なんだか、店長の強引さは、人の情というものが感じられない時がある。

わたしは、さっき、話していた声が大きすぎた事を、後悔した。

怪しむのは、身内からということを、失念していた。
店長は、たしかに、わたしより、年上だが、10も離れてない。たしか、5~~6くらいだとおもった。結婚しているが、わたしが、学生たちと遊ぶことをよくおもわないのか、先手を打ってきた。

わたしは、このバイトをやるときに、なるだけ、仕事をやりたいので、たくさんいれてほしいと、お願いしていた。まさか、こんな、学生たちと遊べることなんて考えもしなかったのだから、仕方ない。

『日曜日、欠員がでるから、おねがいね』

冷たい一言だ。わたしの返事を待つ前に、店長は、歩いていってしまった。

〔どーする?ハレバレさんいないなら、また今度にする?〕

メガネくんが、きいてきた。
バイトの時なんかは、コンタクト入れたりしてるから、メガネをつけてないメガネ君は、律儀な男だ。

いや、おれがいかなくても、開催しないとだめだ。

わたしは、ここに開催宣言をした。

せっかく、メガネくんが、繋いでくれたパイプだ。貴重な架け橋として、大事にしないと、今後も、何も進まない状況になってしまう。
わたしは、つぎの機会でいいから、今回は、そのためにも、みんなで楽しんできてくれよなっと、送り出すことにした。