わたしは、参加しないが、どんぐらいの規模でやるのか、知りたいので、学生たちに、きいてみた。
これきっかけで、女子となかよくなっているみたいで、みな、流暢に語ってくる。

わたしは、一人取り残されたような気持ちになるが、お好み焼きが、すべてじゃない。うらやましいが、卑屈になる必要はない。

高校生、大学生を中心に、12人女子が来るそうだ。それにたいして、男は3人。これを、ハーレムといわずして、何をハーレムと言うべきか。
わたしが、そこに、くわわっても、男は四人。三倍以上が女子なんて、わたしは、学生の時の移動教室くらいしか、味わったことがない。
最近は、きたろうは、髪の毛を、結ぶことが多くなったようだ。前までは、前髪で前がみえなかったのが、いまでは、両目がはっきり見えている。
しきりに、真新しい、手帳を取りだし、ぶつぶついいながら、ペンをにぎっている姿をよく見かける。
なにも、みんなにみえるところで、やる必要ないのに、わさわざ、めだつとこにいるのは、こいつも、誘ってほしいんだなと察した。

〔きたろう、日曜日の日中あいてる?〕

わたしは、問いかけた。

[えっと~~、そ、の、日、は~]

きたろうは、予定もないのに、白々しい。
ほんらいなら、うざくて、相手しないのだが、

真新しい新品の手帳と髪の毛をあげて、精一杯アピールしてきた努力をかうことにした。

きたろうは、うれしそうに、初めてその手帳に予定を書き込んだ。