今、若い人たちが、仕事を見つけるのが本当にたいへんです。
正社員で就職できるというのはごくわずかで、今の20代後半~40代くらいの若者の多くは、正社員で働いた経験がありません。私のところにも、数ヶ月に1人くらいの割合で、相談をうけています。
昨年、ひとりの青年が相談に訪れました。ずっと、給食サービスや居酒屋などの飲食関係の職場で、働いてきましたが、ある時、人員整理にあい職を失ってしまいました。
蓄えはありません…
何とか数ヶ月はしのぎましたが、とうとう行き詰まり、ある日アパートに入った私のニュースを見て、事務所へ相談に来てくれました。不安定雇用の中で、一度歯車が狂ってしまうと社会保障のセーフティーネットがほとんど無いので、立ち直れなくなってしまいます…
生活保護で暮らしを立て直し、就職活動してパートタイムですが、仕事が見つかりました。彼は、将来、調理師免許を取って、高齢者の施設などで働きたいという目標を持っています。
見つかった給食会社の調理補助の職場で、一日6時間以上を週に4日以上勤務して、それが2年以上になると、調理師免許取得の試験を受けられるそうです。
でもその職場もいつ勤務時間を減らされるかと、ハラハラしながら働いているということでした。
彼は、月に一度必ず事務所を訪れ、近況を報告してくれます。
こんな若者が、展望を持って働き、生きていける社会。ほんとは当たり前だと思いますが、今は違います。
がんばれN君! みんなが当たり前に生きていける社会をめざして、私もがんばります!