イオンモールをぶらついていたら、手芸屋さんでミシンのキャンペーンをやっていた。
チラッと見ていたら、ミシンに詳しい販売員の男性が説明をしてくれた。
子供の頃、足踏みミシンが家にあった。
動力用ベルトというのが伸びて外れたり糸調子がうまくいかなかったりすると、近所のミシン屋さんが直しに来てくれていた。
電気を使わないので、とてもエコロジーだと思うが、廃れたのは時代の流れだろうか。
就職して独身の頃、まず買ったのは電動ミシンだった。
今より手作りの時代だったかな。
結婚してからも暫く使っていた。
カーシートの内職をするようになって、業務用ミシンを仕事先から借りた。
車のシート用のミシンは針が太く、業務用なのでスピードも速く、幾度も指先を詰めて痛い思いをした。
内職を辞めた後に、洋服用の業務用ミシンを市の「不用品あげます」で手に入れた。
子供達が小学生の頃で、学芸会の衣装や雑巾を作る時にすぐ縫えて、殆ど故障もしなかった。
リカちゃん人形の洋服作りにハマって、端切れで着せ替えを作るのが楽しかった。
究極、ミシンは直線縫いがキチンと出来れば問題がない。
一緒に、ロックミシンがあれば綺麗な仕上がりになる。
業務用は設置場所を必要とするので、犬を飼い始めた時に、そのミシンは欲しい人に譲った。
その後も独身時代に買ったミシンを使ったが、少しずつ出番が減り、昨年の引っ越しで処分した。
たまの繕いものは、適当に手縫いをしているが、特に困ることはない。
…のだが、
たまに、ミシンがあると良いなと思う。
TVで『ソーイングビー』という番組を見る度、欲しくなる。
なので、お店で並んでるとチラッと覗きに行ってしまう。
今のミシンは水平釜で下糸の部分が作られていてボビンケースは要らず、コンピュータがいろいろやってくれるので糸通しも不要。
昔はニット専用の糸を使わないと生地が引っ張られてしまった布類も、縫い方を変えれば糸を変えずに綺麗に出来るという。
針も14番使用で殆どの物が縫えるらしい。
製品の値段の差異は、機能以外に部品の強度も関係あるらしい。
強度のある部品を使って作られたミシンは重くなるが頑丈なんだそうだ。
3年保証は、まずそれくらいは使い倒しても壊れないという証なのだとか。
販売員の男性は私に売る気満々だったと思うが、その期待を遮るようなタイミングで、ミシン修理のお客さんが来店された。
いただいたパンフレットを見ながら、もう少しミシンの知識だけ学ぶかな。
あっても良いけど、無くても困らないものが世の中にはいろいろある。
取り敢えずで買ったものは、出番の少ないことが多い。
でもでもと揺れる気持ちも、手に入れるまでの楽しみだ。