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やっばり乙一さんは、黒のホラーより、白の方が断然好きだな。
短編集です。
人に関わる事を苦手として、ちょっと繊細で傷ついている主人公ばかりなんだけど、
何らかのきっかけで人と強制的に関わる事になって、
人の暖かさ、優しさを感じて、最後には人の中に入っていこうと前向きになっていくんですよね。
最後にみんな救われていく、再生してく話になってて、自分も救われる気持ちになれました。
全編、とって流れる空気は静かだけど、心にずんと響くお話。これは、かなりおすすめです。
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読みたいなと思っていたら、温室デイズと共に、図書館にあったので速攻借りました。
戸村飯店の2人の息子の話兄は兄で、弟は弟で、お互いの無い部分を羨ましいと思っていて、
でも、一緒に住んでいる時にはお互いその思いは知らない。
それぞれが離れて暮らすようになってから、その事に気づいていく。
兄弟のお互いの思いは、私も出来すぎる妹がいるので解るなぁって思うし、
妹も自分に無い部分を羨ましいと思っているのかなぁとか思ったりしました。
私はこの話、話に中々入り込んで行けなかった。
だから、思ったより読むのに時間がかかってしまいました。
- 温室デイズ/瀬尾 まいこ
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今日、一気に読んでしまった本。
戸村飯店と同じ、瀬尾さんの作品ですが、
断然こっちの方がいい。
やはり、学校の話を書かせると、生徒の心情、先生の心情にリアリティがあってさすがに上手いと思いました。
逃げない「みちる」すごい少女だと思います。
これもおすすめの一冊です。
目標の50冊まであと、9冊。
うん、クリア出来そうだ。