- プラネタリウムのふたご/いしい しんじ
- ¥1,995
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以前雑誌で、蒼井優さんが、いしいしんじさんの本を紹介されていました。
その本ではありませんが、たまたま図書館にあったのと、
タイトルの「ふたご」 に惹かれて読むことにしました。
プラネタリウムに置き去りにされた、双子の赤ん坊。
一人はプラネタリウムに残り、一人は、あるきっかけから手品師になった。
そんな双子と双子に関わっている人達のお話。
星や、手品が題材なので、ファンタジックな世界が広がります。
でも全体的にとても落ち着いた、ちょっともの悲しさを感じるファンタジーでした。
読んでると、いろいろな場面が浮かんできて、現実とは違う世界に連れて行ってくれました。
しいししんじさん、初めて読みましたが、違うのも読んでみたいなと思いました。