クロネコヤマトが重い段ボールを届けてくれました。
何と中味は新米です。
送り主はここのメンバーの茨城のカッペライダーさんです。
ありがたく仏さんに上げました。
私の家は米農家でしたが今の様に政府の備蓄米が云々等という時代ではありませんでした。
備蓄は農家個人で保管してました。
災害や冷害等で収穫が無かったら命をつなげません。
大体は翌年の田植えの頃までの分としてブリキの米びつに保管してありました。
食べるのは古いものからなので新米が採れたといっても食べはしませんでした。
今ではスーパーにこれから新米が出回りますが高価で買ったりはしてません。
私が新米を食べるのは人生初めてです。
新米は炊き上がりがツヤツヤとして
ミズミズしいのが特徴です。
いい香りがして粘りがありモチモチとした食感があるとネットで紹介されていましたが正にそのとうりでした。
家の棚田の稲はすべて鎌で手で刈取り
束ねたらハサガケ架けにして田んぼで乾燥させます。
それから脱穀機で脱穀してムシロに干します。
それを精米して俵につめます。
今の様にコンバインで刈り取ったらそのまま乾燥機に入れて翌日は米になる
ような事とは違い
新米として食べるのは11月近くなりました。
新嘗祭(にいなめさい)で天皇陛下や
五穀豊穣の八百万(おのろず)の神様のボス伊勢神宮におわします
天照皇大神の神嘗祭の前に食べたりはバチ当たりと思ったりしてました。
使いに出かけたが昼の新米のご飯が楽しみで早く帰ってきました。

いつもはこの半分しか食べれないが
旨い新米はいくらでも食べれます。
旨くて食べすぎ苦しいので30分ほど横になってました。
悪魔のご飯です。
なるべくこの味を長く保つ様に
冷蔵庫に保管しました。
カッペライダーさんありがとうございました。