私は感情が揺れても一定の製品が作れるよう訓練してきたつもりですが、体調や状況などいくつもの条件が重なると思うように仕上がらないことがあり、そんな時つくづく、人間だなぁと感じるのです。
向上心が過ぎると、ある瞬間、欲となり、上手くやってやろうと邪心が生まれてきれいに出来ません。また、効率化ばかり考えると魔が差して横着が出ます。唯ひたすら完成を目指して無心で取り組み、気がつけば完成している、そんな境地が理想ですが、無心から逸脱するとぼんやりしてうっかり混ぜ過ぎたりするのです。
向上心と欲 効率化と横着 無心と放心
面倒な時や逆に気負いが強い時、これらの間にある垣根は低くなり、すぐに超えてしまうような気がします。
この心の微妙な動きにも私は人間らしさを感じるのです。
