一寸の幅 | ひだまり 日常生活

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日記を書くことで考えを整理したり、気づいたことを記しています

                

私は若い頃、印刷業で植字工という職に就いていました。
その昔、活版印刷の頃は文選工とも呼ばれたそうです。
写真植字は、原稿どおりに文字を一文字ずつ打っていきます。
文字盤の文字は裏返っていて、そこに光があたって写真を撮る原理です。
写真なので一度打ってしまうと訂正がききません。
文字は「一寸の幅」という並び方で配列されていて、漢字の読み方を知らなくても、漢字の場所がわかるようになっています。

ようやく技術を習得したころ、写真植字が技術の進歩によってパソコンなどに変わっていきました。
それで、どうしても人間のやれることをしたいと思うようになり、そして、改めて別の道を選択して専門学校に入りなおしました。
20代半ばのことです。

それが、今、そのころ人間でないとできないと思っていたことが、再び、技術の進歩や社会の変化で、機械でも出来たり、大手の会社が消費者のニーズに合わせて多種多様な商品をきめ細かく製造販売するようになったりしています。

振り返ってみると、「人間でしかできないこと」
これが私の原点なのかな、と思うのです。

これからはもっとたくさんのことが機械で出来る世の中になるでしょう。
今、この波に対抗するには創造力しかないのかな、と思ったりもします。

そんなこんなで・・・
今日から、『考えを整理する』をテーマに生活しようと思います。

戸棚を整理していたら、こんなものみつかりました。
↓小さなケトル