mirai


           未来という          

           ひびきの

           かろやかさで

           明日の

           わたしを思う


「未来」という言葉には、人をおおらかな気持ちにさせる、

不思議なひびきがあります。


たとえば、「将来」という言葉をつかうと、

将来のためにやるべきことや、できていないことばかりが

気になってしまうけれど。


「未来」という言葉にすれば、

「こうなったらいいな」という、願いや希望として考えるぶん、

心が重くならなくて、いい感じで肩のチカラが抜けます。


言葉ひとつの違いだけど、言葉ひとつで、心の在り方は、

ずいぶんと違ったものになるから不思議です。


だから、ずっと先じゃなくても、

1年後だって、1ヵ月後だって、1週間後だって、

明日からさきは、いつだって、私たちにとっての「未来」。

そんなふうに、考えたいもの。


なんといっても、未来は希望をもって信じるものだから。


Photo:   Naomi Okunaka