こんなにも
こんなにも
と、思うのは
愛がたくさん
ありすぎるから
どれほどあっても困らないのが愛だけど、
たくさんありすぎて、手に余ってしまうのも愛。
「こんなにも……」が心の中であふれそうになったら、
──自分の思いだけに溺れてしまわないように
──その思いが、マイナスの方向に傾かないように
立ち止まって、その愛の方向や方法を確認してみる。
愛するってことは、やさしい思い出だけじゃなくて
苦しいことも、つらいことも、一緒に受け止めてゆくこと。
愛するってことは、一方通行じゃないってこと。
そんなあたりまえのことを、もう一度、心に確認してみる。