問うべきは
何がしたいか
と いうより
どんな人で
ありたいか
やりたいことや、そのときどきの目標は、
時間や状況とともに、少しずつ変わってゆくもの。
人生の目的は、「たったひとつ」ではないから、
「何がしたいか」ということよりも、
つまるところ、自分は「どんな人」でありたいのか、
それを考えるほうが、ずっとずっと大事なことだと思う。
──優しい人であろうと思うこと
──強い人であろうと思うこと
──可愛らしい人であろうと思うこと
──勇ましい人であろうと思うこと
思いは人それぞれで、
「どんな人」かを説明する言葉は、
シンプルに、「たったひとつ」あれば十分。
その「たったひとつ」を、心にちゃんと持っている人は、
どこを目指していても、どんな過程を歩いていても、
ひとつの目標をクリアしても、クリアできていなくても、
心がブレることはない、と思う。
毎日は、小さな「何か」を積み重ねて進むことだけど、
大切なのは、「どんな人」がその道を歩いているか。
写真: Foujitaさん Perfumed Garden Annex