軸


       迷わない
       どちらを選んでも
       ただしい道と
       揺れながら
       でも、信じてみる


どちらの道を選ぼうか。
すっと選べなくて、動けなくなってしまう。
立ち止まって、考え込んでしまう。
人生の中では、何度となくそういう場面に遭遇します。


そして、そんなときは──。

どちらを選んでも、正しいようで、
どちらを選んでも、間違っているような気がして、
いくら考えても、
「正解」は見つからないような気になってしまいます。


でも、そんなときこそ、こう思いたいもの。
きっと、どちらを選んでも、
選んだほうが、自分にとっての「正解」なのだと。


右であっても、左であっても、
自分の意志で決めたものなら、それが正しい道だから。
あとは、なるべく正しい足どりで、迷うことなう、
まっすぐに歩いてゆけば、それでいいのでしょう。


自分の選んだもの、選んだ人を信じる。
何よりもその選択をした、自分の心を信じてみる。

信じていれば、かならずそれは正しいものになってゆく。
そんなふうに思うのです。

  
写真 : c*break  から