シーズン


          越えてゆく
          かべの
          数だけ
          手に入れる
          勇気とか


「なりたい自分」や「叶えたい夢」があるとき。
それが漠然としたものなら、

現実的な壁の高さを意識することはありません。


目の前の壁をとても高く感じてしまうのは、

それだけ自分の「本気度」が高いから。

夢や目標が明確な証拠だと、私は思っています。


だから、小さなものでも、大きなものでも。

目の前に壁を感じている人は、実はラッキーな人。

それは、前に進む心の準備を始めたということだから。


人は、困難にぶつかったときほど、

思いがけない勇気や力が湧いてくるもの。

いろいろな壁があればあるほど、

その越え方を自分なりの方法で考えるもの。


うまく越える工夫をしたり、あえて回り道をしてみたり。

ときには、するりと下をくぐり抜けちゃうのも悪くないし、

強気でなぎ倒してゆくというのも、ありかもしれません。


人はきっと。越えてきた壁の数だけ、

たくさんの勇気を手に入れることができて。

越えてきた壁の高さだけ、

次はもっと高くとべる自分に出会うことができる。


「成長」ってたぶん、そういうことだと思うのです。


写真: Four Seasons  より