tori


        「その人」に

        恥じない生き方

        しているだろか。


        「その人」の

        数だけ私をおもう。



いつも誇れる自分であることは、難しいけれど。
誰かに恥じない自分であることは、決して難しい
ことではない、と思います。


思い浮かべる「その人」によって、自分をふり返
るときの、その気持ちも変わります。


両親を思うときは、子どもとしての自分。
子どもを思うときは、親としての自分。
尊敬する人を思うときは、すこし背伸びした自分。
大切な人を思うときは、愛されたいと思う自分。


「その人」の数だけ、私があるのですが・・・。
それらを集約すると、すべては「自分」に恥じない

生き方、につながるように思うのです。


心を偽ることなく。
誰よりも、何よりも、自分の心に恥じることのない
ように生きる。


「恥じない」という基準は、それぞれの心の中に
ちゃんとあるのだと思います。


写真:Fujitaさん  Perfumed Garden Annex