ねこ2

 ふわふわと
 あしたのしっぽを
 つかまえよう
 子猫みたいに
 かろやかに



もしも、あしたに「しっぽ」があるとすれば。
それは掴まえようとしても、するりと手からすり抜けてしまって。
気まぐれな子猫のしっぽみたいに、

やわらかくて、ふわふわしているのでしょう。


生きることは、永遠に「あしたのしっぽ」を追いかけるようなもの。
だから、できるだけかろやかに、

無邪気な足どりで、明日を追いかけていきたいもの。