うきだま

 

 

 この人生は、
 重くもなく
 軽くもなく
 私がちょうどと
 思える重さ

 

 

暮らしを重ねていくにつれ、人はみな、背負うものが増えてゆきます。
けれど、運べないほどの重すぎる人生なんて、この世界にはなくて。
それはまた、決して軽すぎる人生なんて一つもない、ということ。
 

たいていの人は、自分の人生を無理なく背負えるだけの、ちょうどな
力を持っている、と思うのです。
 

荷物が重くなれば、その重みに耐えうるだけのたくましさが育って。
重いバッグの中には、きっと、背負うことは苦しくないと思えるような
幸せや希望の種なんかもぎゅっと詰まっている。
 

そんなふうに考えると、「よいしょ!」と力がわいてくるような気が
しませんか?


画像: c*break より