神保町カレーランキング(前半) | HARDYを楽しむ方法

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 神保町は言わずと知れた古書の街だが、カレーの名店がひしめく美味しい町でもある。私は自分の好きな店が、ネット記事により必要以上に混雑することを望まないが、もとより私の記事にそんな効果は無いし、既に語り尽くされた名店ばかりであるから、ここに紹介することを、どうかご容赦いただきたい。ただ、私が挙げる10店は、私が実際に何度も足を運んだ店であり、マニアックな情報も混じるので、面白おかしく読んでいただければ幸いです。では、私が個人的に好きなランキング形式で。

 

(第10位)べっぴん舎

神保町の五差路の二階にある比較的新しいお店。薬膳カレーが有名だが、私は赤の薬膳カレーをこの時はいただいた。薬膳というようにとてもスパイシーで美味しかった。チキンがベースで、オーソドックスという印象。ただ場所的に「エチオピア」が近いだけに、私はついつい通り過ぎてしまう。

 

(第9位)ネイビーズ

確か札幌スープカレーの店。私はスパイシーなスープカレーが大好きで、特に硬めに炊いたターメリックライスに目が無い。野菜の素材の味がして、フレッシュという印象だ。この店も、神保町では比較的新しく、しかも少し場所が九段下よりなので、意外な穴場かもしれない。ただ、私が行った時は、オープン間もない頃だったと思うが、食前にビールを頼んだら、とても嫌な顔をされて、缶ビールが結構な値段で提供されて以来行っていない。今はそんなことないと思うが、神保町にはスープカレーの歴史ある名店が他にもある。そういう店と比較されてしまうので頑張ってほしい。ごろごろ野菜は美味しいよね。

 

(第8位)マンダラ

神保町にあっては、珍しいネパール系のクリーミーなカレーという印象。神保町のカレーはライスで食べるのが普通だが、ここはナンとライスと両方食べることができる。よくどこの街にっても派手なネパール食堂のようなカレー店があり、私はその手のカレーも好きだが、神保町でバターチキンを食べるならココ。私の従妹がカレー通で、神保町のカレーを教えてくれたのも彼だが、その彼がよく「マンダラ」と言っていた。彼は何度もインドに行っているようだったが、現地のカレーに近いのかもしれない。残念ながらインドに行ったことが無い私にはわからないが、ある意味通好みなのかもしれない。

 

(第7位)共栄堂

昔からスマトラカレーとして有名な共栄堂。黒いカレーは今でこそ珍しくは無いが、30年前食べた時は感動だった。階段で地下に降りて行くと、欧風カレーの香りが漂う。ただ、神保町は欧風カレーを出す店が多く、また値段も高い。今では足が遠退いてしまった。でも、美味いことは保証する。激戦区過ぎるんですよ、神保町は! 他の街にあったら「ボンディ」のように並ぶかもしれない。ここも味は間違いない。

 

(第6位)ボンディ

え~! ボンディが一位でしょ! と目を疑ったそこのあなた。ある意味では正解なので安心してほしい。では何故? それは私の独特の店選び基準があって、矛盾するが、私はあまり混雑している店が好きじゃない。美味さと混雑は比例すると思われれるが、必ずしもそうではないのだ。店は広過ぎても白けるし、狭過ぎては混雑必死。昼時を少し外して行けば、ビールを飲みながらゆったりとした贅沢な時間を過ごせるそんな店が最高。そして、カレーの値段は適切でなければならない。その他、カレーは当然だが、ライスや付け合わせにいかに気を配れるかで、満足度が格段に変わってくる。ボンディは歴史ある老舗で、カレーは美味い。けれど、いつ行っても混んでいて、行列に並ぶのをためらってしまう。それにここら辺のカレーでは一番高い。まあ、それくらいのクオリティーだということは認めるが、それならせめて、ゆったりとした時を過ごしたいものだ。ただ、そういう私は、最近は神保町本店ではなく、近所にできたもうひとつのボンディに行くようになった。こちらは昼時を外せば、比較的待たずに入店できる。まさに穴場。付け合わせのジャガイモとビールを飲みながら、カレーを待つ。このスタイルは恐らくこの老舗から始まったのでは? と思う。他の欧風カレーと圧倒的な差は感じないが、マンダラのところでも書いたが、ある意味当たり前に美味いというか、老舗の味がするのである。(次回 第5位~第1位へと続く)