はろー。
寝ていてもスペイン代表の夢を見て、起きていてもスペインのサッカーを思い出しては幸せな気持ちになる。
そんな朝でした。
ドイツはゲームの入り方をミスしたこと、そしてミュラーの不在、
これが痛かったですね。縦への推進力がなかったし、
スペインの囲み方、クロージング、切り替え、全てにやられました。
エジルってあんな程度の選手だったのかと思わせるくらい昨日は消えていましたね…
シュバイニーは本当に頑張ってた…
こうやって書いてると俺がドイツを応援していたかと思われるかもしれませんが、
違いますよー!!
スペインですよ!
昨日のスペインは完全復活でしたー
やっとトーレスと外してくれた。シルバかファブレガスかと思ったけどペドロ!!
多分バルサにかけたんでしょう。それが大当たり。
ダーバンという非常にピッチコンディションが悪い中であれだけのパスワークを披露できるとなると、
決勝のヨハネスブルグ、サッカーシティではどんな芸術を見せてくれるのかな。
スペインの良さを語ると時間がかかるし、めんどくさいのでやめておきますけども、
核となるのは、
パスの長短、強弱の種類の豊富さと、ポジショニング、出すタイミング(これはスルーパスに限らず縦パス、横パスも)
この3つがまず真っ先に挙げられると考えています。
この3つを完全に行うための、戦術理解力や空間把握力等の頭の力(考える力)、足元の技術、常に走り続けるスピードなどのフィジカル的な力
この2つの力は一朝一夕で得られるものではありません。
育成の賜物。
スペインサッカーの育成に関する本を何冊か読んだことがありますが、日本とスペインは育成部門で提携をしているので、その辺りを取り入れていきたいですよね。
そして何より、その核をつかさどるのが、
全員の「相手と勝負する、1on1の重要性」の認識。戦闘能力が非常に高いということ。
相手がだれでも同じサッカースタイルを貫いて勝てるということは、逆に言えばどんな相手に対しても一人一人がコレクティブに、かつ貪欲に向き合って、攻略できるということです。
やっぱり、サッカーは1on1が始まりであり、全てであり、最も重要だという
そういう結論です。個人的には。
2006年のドイツ大会以来、スペインのサッカーに酔いしれて、そこから勉強を始めてきましたけども、
彼らはEURO2008と、今大会で、勝負強さという最も欠けていたものを得て、また新たなステージに移行していくなぁ、世界と差をまたつけていくんだろうなと思っています。
4-2-3-1と4-1-4-1の併用。手堅さと、華麗さ、リスクを負った攻撃その2つがかみ合ったスペインは、
多分負けないと思います笑
これがアラゴネスから受け継いだ、デル・ボスケのサッカー。
素晴らしい。おは。