Ledgerを名乗る外国人から、
「あなたはロシアからLedger Liveに接続したか?」
「緊急事態なのでIPブロックをする」
「ロシアからLedger Liveにアクセスがあった」
「自分たちは24時間Ledger Liveを監視していてアラートが出た」
「IPブロックをしたあとリカバリー手順を伝えるからメールをする」
「メールが届いたら電話をするので手順に従え」
といった内容の電話が来た事例があります。
相手は英語で、Ledgerの過去の個人情報の流出データを元に電話をしてきます。
個人情報で電話番号、メールアドレス、住所が漏れているので、
「あなたは〇〇さんですよね、あなたの住所は〇〇ですね?」
「メールアドレスは〇〇@Gmailですね?あっていますか?」
と聞いてきます。
これで焦って、本当に自分のLedger Liveに問題があるのか?と思わせるつもりなのでしょう。
Ledger Live自体が万が一問題があっても、秘密鍵が入っている、Ledger Nano S やLedger Nano S Plus、Ledger Nano Xといったデバイスをパソコンに繋げなければ、資産が盗まれることはありません。Ledger Liveに問題があったとしても、デバイスを接続しなければ資産に影響はありません。(Ledger Live単体では機能しないからです。詳しくはこちらの記事を読んでください。)
万が一、本当にLedger Liveが使えなくなったとしても、24単語が安全なら他のウォレットを使えばいいだけなので、焦らないでください。
ちなみに、メールはこのようなメールが送られてきますが、フィッシング詐欺なので開かないようにしましょう。
メールアドレスはLedger@updateledgersus...というアドレスです。
[Ledger Scurity Notification]という表題で送られてきます。
完全にフィッシング詐欺です。メール自体開かないようにしてください。
添付ファイルでウイルスに感染してしまうこともあります。
東南アジア系訛の英語で電話で緊急事態だという感じで説明をまくしたてるようにしてきますが。
オレオレ詐欺のような感じで焦らせてくるので気をつけましょう。
ちなみに電話番号は+33745884896。
この番号からかかってきたら着信拒否してください。