ADAは常にブロックチェーンが進化しており、新しい機能が追加されています。
そのため、過去のダイダロスウォレット、ヨロイウォレットはバージョンアップしないと使えない場合もあります。
ダイダロスウォレットもヨロイウォレットもバージョンアップしており、操作やメニューが異なります。
そして一番大きな問題が、アドレス形式がアップデートしたことです。
カルダノADAはバイロン形式のアドレスとシェリー形式のアドレスがあります。
バイロン形式のアドレスは(Ae2から始まるアドレス)は今後使えなくなります。
バイロン形式からシェリー形式(addから始まるアドレス)へアドレスを変更する必要があります。
こちらは過去の動画になりますが、バイロンとシェリーについて詳しく解説しています。
移行と行っても手続きは簡単で、自分のウォレットのシェリー形式のアドレスにADAを送金すればいいだけ。ただ、この機能がヨロイウォレットでは、終了しました。
ADAの古いアドレス形式(バイロン)の復元方法
そのため、他のウォレットを使って、バイロン形式のアドレス残高を表示させて、シェリー形式に移行する必要があります。
例えば、ビットバンク(取引所)のADAの場合は受取アドレスがシェリー形式のアドレスになっています。
ヨロイウォレット以外のバイロン形式対応ウォレットで復元して、シェリー形式のヨロイウォレットに送金、または取引所に送金するという手段があります。
しかし、これも正しいウォレットアプリを選択しないと、資産をすべて盗まれてしまうリスクがあります。
実際に弊社にサポートを依頼し、翌週のサポートをご予約いただいていたのですが、残高を早く確認したいという思いから、ご自身で他のウォレットで復元を試してしまい、それが偽物のウォレットであったことから、資産をすべて盗まれてしまった。
という事例があります。
フィッシング詐欺は数多くあり、偽物のヨロイウォレット、偽物のダイダロズウォレットも確認されています。テレグラムやLINEのコミュニティで紹介されたウォレットが偽物であることもあります。
偽物のウォレットはURLや見た目だけでは判断できないほど巧妙に作られています。
日頃、ウォレットに携わっている人でも判断が難しいものも存在します。
そのため、十分な知識なく、復元を試すのはおすすめしません。
特に日常的にパソコンを使い慣れていない方は、資産を失うリスクを考えて判断してください。
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