2016年から2018年の間。

 

まだ日本でICOの規制がなかった時代にLedger Nano SのOEM商品は多数販売されていました。

 

例えばビットクラブというMLMの仕組みでビットコイン、ビットコインキャッシュのマイニング投資の勧誘をしていた組織では、オレンジ色のLedger Nano SにBITCLUBというレーザー刻印がされたLedger Nano Sを販売されていました。

 

おそらく、その投資の勧誘をしていた人がまとめて購入して販売もしていたようですが、BITCLUBの販売していたLedger Nano Sのファームウェアはバージョンが古く、そのままにしていた場合は新品でも使えません。

 

BITCLUBの販売していたLedger Nano Sのファームウェアは1.2.0です。

 

1.2.0のファームウェアはアップデート不可になっています。

 

同じようにDasCoinというICOでDasCoinオリジナルのファームウェアが入ったLedger Nano Sを購入された方もいらっしゃいます。

 

 

DasCoinはLedger Nano Sの1.6.0のファームウェアが最後となっており、それ移行のファームウェアもアプリもリリースされていません。DasCoin自体が使えなくなってしまっています。

 

LedgerハードウェアウォレットにValidatorアプリをインストールすると、DasWalletでDASC トークンを管理できるようになります。ValidatorアプリはDasCoinコミュニティによって開発、サポートされています。

  DASCアカウントをLedger Liveに追加することはできません。

https://support.ledger.com/hc/ja/articles/360011785734-Validator-DASC?docs=true

 

Ledgerのヘルプページにもありますが、使用不可となっています。

DASコインの本家サイトもドメイン自体がなくなっています。

 

DASCというティッカーシンボルもCoinMarketCapでも表示されないため、現在は存在そのものがなくなっているようです。

 

2018年以前に販売されたICOのトークンは存在そのものがなくなっているものがほとんどです。

 

CoinMarketCapでティッカーシンボルを検索しても出てこないものは価値がないと判断されます。

 

またLedger Nano S自体も経年劣化しますので、未開封だったものをあけてみたら液晶が点灯しないというケースも少なくありません。バックアップと称して大量にLedger Nano Sの購入を勧めていた業者もありますが、そもそもバックアップは24単語があればいいため、Ledger Nano Sは何台も必要はありません。

 

Ledger Nano Sの液晶についてはこちらをご確認ください。

 

 

Ledger Nano S自体は販売生産終了商品です。

 

液晶が壊れてしまった場合は後継種をご購入ください。

ビットコイン半減期キャンペーンでLedger Nano S Plusを購入するとビットコインがもらえます。

https://hardwarewallet.jp/shop/ledger.html

 

Ledger社からの購入はDHLが国際発送します。5日程度で受け取れます。

 

Ledger Nano Sのファームウェアのアップデートでお困りの方はこちらからお問合せください。