ビットコインの送金手数料は毎分変動します。

 

ビットコインのトランザクション、取引量が増加すると手数料が高くなります。

また、トランザクションのデータ量によっても変わってきます。

 

こちらはビットコインの送金手数料が確認できるサイトです。

 

青い線がビットコインの送金手数料の平均値です。

黒い線がビットコインの価格です。

 

Ledger LiveやTREZOR Suiteといったウォレットアプリでビットコインを送金する際は、この手数料の平均値が勝手に表示されて、高速、普通、低速の3段階が選べます。

 

Ledger LiveもTREZOR Suiteもこの3段階とカスタムという4種類が選べます。

 

カスタムは自分で送金手数料を設定できますが、Ledger Liveの場合、あまり低い手数料にしてしまって何日も送れなかった場合の手数料を追加する機能がありません。

 

TREZOR Suiteの場合は手数料を追加する機能があります。

Replace By FeeというRBFという機能でLedger LiveでもTREZOR Suiteでも自動で付与されている機能です。

 

しかし、Ledger Liveではこの機能を使った手数料の追加はできません。

 

TREZOR ではこの機能がオンになっていることが、送信時にわかりますが、Ledger Liveではトランザクションの送信後、他のブロックチェーンエクスプローラーで確認しないとわかりません。

 

ビットコインの手数料は毎時変動します。

それプラス、ビットコイン送信時のトランザクションのデータ量✕手数料=送金手数料の総額となります。

 

ビットコインはアドレスが分岐してしまうため、送受信の多い場合、手数料が高くなるため、手数料が何万円、何十万円となることもあります。その場合は手数料を安く設定して、送られるのを待つという手段があります。

 

そして万が一なかなか送信されなかった場合は、RBFを使って手数料を追加するということが可能です。

 

それでも送られずに、MemPoolで保留状態になってしまった場合はプログラムを書いて、別途特殊なトランザクションを作成するという手段がありますが、専門知識が必要なため、一般的ではありません。

 

ブロックチェーンウォレットのサポートでよくあるのが、ビットコインのマイニング手数料を受け取っていて、数百円、数千円単位の受取履歴が数十を超えていて、送金手数料が数万円から数十万円になってしまうというケースです。

 

この場合、手数料が安くなるタイミングを狙って送金するか。

手数料をカスタマイズして安い手数料で送金して様子をみて、なかなか送信が完了しない場合は追加で手数料を払うか。

 

といった選択肢があります。

 

上級者向けの操作のため、あまり誰にでもおすすめできる作業ではありませんが。

選択肢としては上記2つをご提案しています。